17年に歴史的なルーキーイヤーを過ごしたアーロン・ジャッジ。
ヤンキースの顔、さらにはMLBの顔とまで期待される選手です。
MVPコールが起こる大活躍を見せました。
こちらはジャッジが17年に打った全52本塁打。
同年は128得点、127四球、208三振と合わせ本塁打もリーグトップの数字を残しています。
アーロン・ジャッジは球界最高身長野手
ジャッジといえば、とにかくデカいです!
公称で身長は201センチ、127キロ。
公称身長168センチでMLB最低身長のホセ・アルトゥーベとの身長差も話題に。
アルトゥーベは子供みたいですね!
大きい方がルーキーで、小さい方が中堅のスーパースターですが・・・。
逆に見えますね。笑
また、ヤンキースにもロナルド・トレイエズという身長173センチという小柄な選手がいます。
こちらはトレイエズのツーランホームランで、ジャッジが得点。
身長173センチ以下の選手がホームランを打ち、201センチ以上の選手が得点というのは2度目の珍事だったようです。
一般的に体が大きすぎる野手と言うのも大成しないと言われます。
ジャッジは身体能力も高く動きの良い選手ですが、今後も順調に成長してくれるか注目の存在です。
アーロン・ジャッジは養子
ジャッジが人々を魅了するエピソードの1つに、養子として育てられたというものがあります。
生まれた翌日には現在の両親のもとへと渡ったようで。
そういうエピソードを聞くと精神面で苦労して育ったのではないかという偏見がありますが・・・。
ジャッジの両親は教師ということで、素晴らしい教育を受けたようですね。
こちらは少年とのキャッチボール。
男性とハイファイブ。
そして少年とハイファイブ。
心優しい性格でマスコミ受けも良いとされるジャッジです。
10歳の頃に養子だと知ったようですが、実の両親のことを何も知らないので抵抗もなかったようですね。
ご両親も愛情を持って育てられていたということがよくわかります。
松井秀喜やマット・ホリデイが師匠?
ジャッジといえば、マイナー時代に松井秀喜さんから指導を受けたことでも知られます。
ジャッジも松井さんの指導に感謝しているコメントをしたこともありますね。
もちろんリップサービスというか、マスコミにそれを聞かれれば感謝のコメントを残すしかないのですが。笑
そうは言っても、MLB時代の松井さんは我々日本人が思っている以上に評価が高いですからね。
アドバイスにしっかりと耳を傾けたというのは当然、本当のことでしょう。
大ブレイクを果たした17年は、マット・ホリデイが師匠としてジャッジの大成をサポートしたとも言われます。
ホリデイはジャッジに限らず若手の良い見本となったとされるベテランの大打者です。
ちなみにホリデイも身長193センチと長身でゴツイ体格をしていますが、ジャッジに並ぶとそうは見えませんな・・・。
MLBデビュー戦から史上初の快挙
17年の新人王であるアーロン・ジャッジは16年にデビュー。
ヤンキースの有望株だったわけですが、最高級の評価を受けていたわけではありません。
それでも初打席初ホームランをという派手なデビュー。
しかも、前の打者タイラー・オースティンも初打席ホームラン!
史上初となる2者連続初打席初ホームランとなっています!
この記録はもう2度と達成されないかもしれませんね。
いまとなってはスター性を感じる出来事です。
さらにデビュー戦では守備でも好プレーを見せています。
ただ16年は三振の多さが気になるとことで、レギュラーとしての起用は心もとない印象でした。
アーロン・ジャッジの2年目は史上最高のルーキーシーズン
2年目のジャッジは打率.284、52本塁打、114打点、出塁率.422という素晴らしい成績です!
後半戦は一時期不振も見られ印象が悪かったですが、それがなければMVPと新人王のW受賞が有力でした。
こちらはシーズン29号本塁打。
ヤンキースのレジェンドであるジョー・ディマジオが持つ、球団新人記録の29本塁打に並んだ一発です。
そして、シーズン30号はディマジオの29本を抜く球団のルーキー新人記録。
また、球団の枠を超えMLBのルーキーホームラン記録も更新しています。
記録を持っているのは98年のホームランレースでお馴染みマーク・マグワイアで49本。
こちらがマグワイアを抜く50号です!
ちなみに50号のボールをゲットしたのは、独立リーグでのプレー経験がある元プロ野球選手だったようで。
この手の記念ボールは高額で売買されることもあるのですが、こちらの男性はジャッジに返却したようです。
まあ、僕がこのボールをゲットした男性だったら、暴漢に襲われそうで怖いという理由で返却するかもしれませんが。笑
大金が手に入る可能性も十分にあるわけですから、なかなかできることではないでしょうね。
さらに、シーズンラストホームランの52本目も節目の一発。
ホームであるヤンキー・スタジアムでの33本目のホームランになっています。
こちらもベーブ・ルースが持っていた球団記録更新の一発だったようです。
アーロン・ジャッジのポストシーズン
MLBではいくら良い成績を残しても、ポストシーズンで活躍できなければ真の一流選手としてはみなされません。
逆にレギュラーシーズンで期待外れでも、ポストシーズンで活躍すればすべてが許されます。笑
ジャッジは13試合で27三振と三振しまくりでしたが、それでも印象的な活躍も。
DS第3戦では田中将大投手を救うホームランキャッチ!
CS第3戦ではホームランに好プレーも2つ記録しています!
17年は計4本塁打を打っていますし、悪くない活躍でした。
ジャッジのモンスターホームラン
アーロン・ジャッジの魅力と言えば、特大のホームランです。
打撃練習での特大の当たりも話題になりました。
こちらは17年4月19日にヤンキー・スタジアムでの特大弾。
448フィート(約136メートル弾)
17年8月15日のマリナーズ戦で打った特大弾。
17年6月11日のオリオールズ戦での特大弾。
495フィート(約151メートル弾)という凄い当たりでした!
アーロン・ジャッジの守備好プレー
ジャッジはMLBの歴史の中でもトップクラスの大型選手です。
野球というのは身長が高いとプレーに支障がでる面もあるとされます。
(代表的なものがストライクゾーンが広くなるというもの)
2メートル超えとなるとほとんどが投手になりますね。
ジャッジは外野手ですが、体格の割に動きがよくダイナミックな守備を見せてくれます。
こちらは17年7月17日に見せた強肩。
身体能力も高いジャッジです。
ダイビングキャッチでダブルプレー!
これは素晴らしいプレーですね。
そしてこちらはフェンウェイ・パークでスタンドにダイブしながらキャッチ。
チャレンジでアウトが確認されています。
ガッツあふれるナイスプレーです!
一方でこちらは珍プレー。
セカンドのスターリン・カストロが弾いた打球をジャッジがキャッチしました!
ジャッジの歯が折れるハプニング
ジャッジの珍プレーといえば、こちらのアクシデントです。
ブレット・ガードナーがサヨナラホームランを打ち、祝福の輪に入ったジャッジですが・・・。
なんとヘルメットに当たった歯が折れるアクシデントです!
折れた歯が映像でも確認できますね。
翌日には試合に出場したジャッジですが、これはテンションが下がりますね・・・。
青木宣親がジャッジを打ち取る
日本で話題になったジャッジの出来事と言えばこちら。
投手登板を果たしたアストロズの青木宣親選手が、ジャッジを打ち取ったことです。
野手が登板するときというのは、大差がついているわけですから集中力も欠如しているのが一般的です。
そうはいっても、こうしてアウトを奪うのは凄いことですね!
アーロン・ジャッジのインスタ画像
アーロン・ジャッジのインスタからピックアップ。
こちらは日系アメリカ人のカイル・ヒガシオカと。
マイナー時代からのチームメイトになりますね。
こちらは高校のバレー部ようですな。
ジャッジと並んでこの程度の体格差とは、さすがアメリカ人です。笑
日本の女子高生だったら、ひょろひょろに見えるでしょうね。
ジャッジのお父さんと言われても納得してしまいますが。笑
殿堂入りの大選手デーブ・ウィンフィールドです。
ちなみにこちらが育ての親であるお母さん。
養子が球界を代表するスーパースターになるとは、どんな気分なんだろう?
傍から見たら宝くじが大当たりしたような印象を受けるけど、そういう下品な感覚ではないんでしょうね。
何にしても、これからも活躍が楽しみなスーパースターです!
順調にMLBの顔へと成長してもらいたいところですが、どうなることやら・・・。
まあ、チームメイトのゲイリー・サンチェスも2年目のジンクスに苦しむかと思いきや、普通に大活躍でしたからね。
ジャッジも17年並とは言わないまでも、良いシーズンを期待したいところです!