レッドソックスとホワイトソックスで活躍した名捕手のカールトン・フィスク。
45歳まで長くプレーした選手ですね。
意外にもゴールドグラブ賞の受賞はなく、強打の捕手というイメージがありますがシルバースラッガー賞も3度だけのようですね。
カールトン・フィスクのハイライト
69年にレッドソックスでデビューしたフィスク。
72年から正捕手となっています。
こちらはファールフライをナイスキャッチ。
こちらは2走者連続でブロックする好プレーです!
こちらはヤンキース戦での乱闘劇。
ルー・ピネラはブロックに怒っているとかじゃなくて、それくらい当時のライバル対決はピリピリムードだったんでしょうね。
80年オフにホワイトソックスへ移籍。
ボストンへの凱旋試合でいきなり逆転ホームランを打っています!
87年に通算300号ホームラン。
最終的に376本塁打を打っています。
89年に通算2000本安打を達成。
最終的に2356安打を打っています。
90年には捕手として328本塁打のMLB記録を樹立。
その後捕手として351本塁打を打ちましたが、現在はマイク・ピアッツァが396本まで記録を伸ばしています。
91年には43歳でオールスターに出場。
オールスター戦での最年長安打も記録しています。
守備でもうまくアウトを奪っていますね。
カールトン・フィスクの有名なホームラン
フィスクと言えば75年のワールドシリーズのホームランが有名です。
ワールドシリーズでも屈指の名場面、名ホームランですね。
レッズに王手をかけられた延長12回のサヨナラホームランです。
「入れ、入れ」のジェスチャーがとても印象的です。
当時のレッズはビッグレッドマシンの時代。
レッドソックスもフレッド・リン、ジム・ライスがルーキーで活躍したときで役者がそろった好シリーズになっています。
試合展開も好勝負が続き、史上屈指の名シリーズとして語り継がれていますね。
第3戦でもホームランを打っているフィスクです。
第7戦は最終回にレッズが勝ち越し点を奪い世界一を決めています。
フィスクも在籍年数はホワイトソックスの方が長いのですが、レッドソックスの捕手というイメージが強いですね。
それもこのホームランの印象が強いことも大きな理由だと思います。
レッドソックスとホワイトソックスの両球団で背番号は永久欠番になっています。
どちらの時代も球団と揉めることも多かった選手のようで、特にホワイトソックスとは喧嘩別れのような形になったとも言われますが・・・。
球史に残る名捕手の1人ですね。