ナックルボーラーとして日本でもお馴染みのティム・ウェイクフィールド。
プロ入り時はファーストですが、あまりに打てなかったため1年目で解雇の危機に。
しかし、遊びで投げていたナックルに可能性を見出したコーチが投手転向を進言。
見事に成長して200勝投手になっています。
ちなみにMLBでホームランを打っていますね。
まあ、打数が少ないとはいえ、通算打率.117ですから打てる方ではありませんね。
ティム・ウェイクフィールドのハイライト
92年にパイレーツでデビューしたウェイクフィールド。
MLB初奪三振。
13試合13先発で8勝1敗 防御率2.15の活躍で新人王投票でも3位に入っています。
同年のCS第3戦で完投勝利。
さらに第6戦でも完投勝利です。
レッドソックス移籍後99年にはクローザー経験もありますね。
通算22セーブを記録しています。
こちらはセーブ失敗も1イニング4奪三振を記録。
7回1失点。
11年に通算200勝を達成。
これが最後の勝利となっています。
同年にレッドソックスでの通算2000奪三振も達成。
通算2156奪三振ですね。
ティム・ウェイクフィールドがCS第7戦で打たれる
ウェイクフィールで最も有名なハイライトが、03年のCS第7戦。
アーロン・ブーンにサヨナラホームランを打たれたシーンです。
試合後にはチームメイトやファンに謝罪をしたウェイクフィールドですが・・・。
確かにこの試合はレッドソックス有利の展開だったんですけどね。
明らかに疲れているペドロ・マルティネスをいつまでも交代させなかった監督に批判が集まりました。
まあ、この03年のヤンキース大逆転勝利があったからこそ、翌04年レッドソックスの歴史的大逆転勝利が映えましたね。
レッドソックスでの186勝はロジャー・クレメンスに次ぐ球団2位の記録です。
球団殿堂入りも果たしている名投手ですね。
ルーキーシーズンの大活躍から、2年目以降は不振でマイナー暮らしだったシーズンもあります。
それがレッドソックスで名ナックルボーラーのニークロ兄弟とトレーニングする機会がありキャリアが好転したとされます。
ナックルボーラーとして活躍するには精神面も重要なことと言われますからね。
歴史を途絶えさせないためにもウェイクフィールドにも後進の育成が期待されますね。