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エンジェルスの大谷翔平投手が本拠地デビュー戦で7回1アウトまで完全ペース。
結局ヒットを1本打たれるも、7回を無失点12奪三振という素晴らしい結果を残しました!

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特に注目されているのがスプリットという決め球です。
スプリット(スプリッター)というのは、あまり馴染みのない球種なのかもしれませんね。
日本で言うフォークのことをスプリッターと呼んでいると考えて問題はないです。

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大谷投手はMLB初奪三振もスプリットでしたね!

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スプリットとフォークの違い

スプリットとフォークというのは厳密に言えば違った球種とされるようです。
野球ゲームのパワプロではSFF(スプリット・フィンガー・ファストボール)と言われますが・・・。

パワプロのSFFがそうであるように、フォークよりも球速が速く変化量が少ないのがスプリットとも言われます。
フォークはボールを挟んで握ることで知られますが、スプリットは握りも浅いです。
まあ、変化量は一概には言えないわけですが、球速は速くなりますね。

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しかし、アメリカではスプリット(フォーク)を投げる投手はほとんどいません。
ですからスプリットもフォークも区別されることなく、一緒くたにスプリット(スプリッター)と呼ばれています。
最初に話したように、スプリットとフォークは同じ球種として使われていると考えて間違いはありません。

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なぜメジャーリーガーはスプリットを投げないのか

「日本人投手=スプリット」のイメージが強いぐらい、日本では馴染みの球種です。
そして日本人投手がMLBで活躍できるのもスプリットのお陰と言われています。
「最も打つのが難しい球種」とまで言われるのですが、それでもMLBでは投げる投手が少ないわけです。
その理由の1つが「スプリットは故障がしやすい」と、都市伝説のように言われていることにあります。

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MLB公式のYOUTUBEチャンネルで「splitter」と検索して1番最初に出てきたのが現レイズのネイサン・イオバルディの動画です。
彼は16年後半に故障して手術した結果、17年は全休、18年も復帰が遅れています。
まあ、これは偶然ともいえるのですが・・・。

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田中将大投手も毎年のように故障の話題が出てきますが・・・。
そのたびにスプリッターとの関連が叫ばれています。

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上原浩治投手もスプリッターを武器にMLBで長く活躍しました)
ちなみにスプリッターは故障しやすいという医学的な根拠があるわけではないようです。
ですが体感として指を広げ、ボールを挟んで投げると肘に負担がかかるという投手もいるみたいです。

日本だと故障は個人の責任という感じですが、MLBでは球団の責任も問われます。
だから球団の方針としてスプリッターを投げさせたくないという面もあるみたいですね。

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ちなみにブライアン・ファルケンボーグはMLB時代にスプリッターを封印されていたようですね。
来日後のソフトバンク時代にスプリッターを解禁され大ブレイク。
さらに、マー君がファルケンボーグのスプリッターを参考にしたことでも知られています。

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スプリッターを武器に活躍した投手

スプリッターの使い手で有名なのは80年代の後半に活躍したマイク・スコットです。
ファミスタに登場した「すこつと」のモデルとしても知られるようです。

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彼のスプリッターは凄すぎて不正投球疑惑もあったとされています。
スプリッターを覚えて球界を代表する投手にのし上がった代表格とされます。

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ブレーブス三本柱の一角で殿堂入りの大投手ジョン・スモルツ
彼は故障を機にスプリッターを封印し、キャリアを伸ばしたことで知られます。
このこともMLBでスプリッターが敬遠される大きなきっかけとなったようですね。

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そして、やはり野茂英雄投手です。
彼を筆頭に日本人投手はスプリッターを武器にMLBで活躍していますね!

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一方でこちらのジャック・モリス

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そしてロジャー・クレメンスは故障が少なかったスプリッターの使い手です。

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マイク・スコットもインパクトある活躍だったのですが、故障が原因でキャリアは低迷。
それでも「スプリッターが無ければMLBで活躍できなかった」ということで、後悔はしていないというようなコメントも残しているようです。(たしか)
これは多くのスプリッターの使い手が思っていることかもしれませんね。

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スプリット(フォークは)覚えるのが難しい

そもそもスプリットというのは覚えるのが難しい球種とされます。
試合で使えるレベルまで磨くには時間がかかる球種のようです。
まあ、コントロールが難しいという話は聞きますよね。
決め球として投げている投手でも難しいとコメントするのですから、いかに習得が難しいかということです。

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習得に時間がかかるというのも、メジャーリーガーがスプリットを投げない理由の1つと考えられています。
ただでさえ故障に繋がりやすいとされるボールですから、習得されるまで投げ込みをさせることを良しとされないですからね。
メジャーリーガーのスプリッターの使い手の中には「なぜか知らないけど投げられた」というように、偶然相性が良かった投手もいるようです。

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そういえば佐々木主浩投手は「握りを教えることに抵抗はないのか?」という質問に「握りを教えても僕みたいに投げられるわけじゃないから」というような返答をしていたのを覚えています。

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スプリットは決め球として有効

何にしても、スプリットが決め球として有効な球種であることは間違いないでしょう。
そして多くのメジャーリーガーが敬遠している状況が続けば、日本人投手にとって大きなアドバンテージになってきます。
逆にスプリッターを投げる投手が増えれば、アドバンテージは減ってくるでしょうね。

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大谷投手もこれから研究をされたり、打者が慣れてきたりするわけですからね。
本人もコメントしていましたが、そのときにしっかりと対応できるかどうかが勝負です。
まあ、異国の地でのプレーということで、グラウンド外でも適応が求められるわけですけど。
壁にあたって精神的に苦しむこともあると思うけど、しっかり乗り越えてもらいたいですね!

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