メッツなどで活躍した左腕のアル・ライター。
長く活躍したので技巧派左腕っぽいけど、2年連続リーグ最多与四球を記録するなど荒れ球だったようですね。
ちなみにお兄さんであるマーク・ライターも通算65勝のメジャーリーガー。
甥っ子のマーク・ライター・ジュニアは現役メジャーリーガーです。
アル・ライターのハイライト
87年にヤンキースでデビューしたライター。
95年ブルージェイズで29歳にしてローテ定着した遅咲きの投手です。
93年にはMLB初打席をワールドシリーズの大舞台で経験。
しかも二塁打を打つという珍事です。
ちなみにその後、ナ・リーグでのプレーで多く打席に立つわけですが・・・。
通算打率は1割を切っているので打撃が得意というわけではなさそうですね。
97年はマーリンズの世界一メンバーになっています。
WS第7戦という1番重要な試合で6回2失点。
96年には球団史上初のノーヒッターも達成しています。
ワールドシリーズ制覇直後にファイヤーセールの一環でメッツに移籍。
99年にはワイルドカード決定戦で完封勝利。
00年のリーグ優勝にも貢献しています。
01年には9.11後の試合で7回1失点の好投を見せています。
7年間で91勝をあげるなど、メッツのイメージが強い投手ですね。
少々意外な気もしますが、メッツの球団殿堂入りは果たしていないようですね。
リーグ優勝の中心メンバーなのでいずれは殿堂入りすると思うけど、それにしても引退から10年以上が経っているからな・・・。
通算162勝、39歳まで長く投げた名投手でした。