17年に中日ドラゴンズでプレーし本塁打王になったアレックス・ゲレーロ。
MLBでは15年に11本塁打を打ったのがすべてです。
ゲレーロは国内リーグで活躍していましたが、代表になれなかったことに腹を立てて亡命したとされます。
問題児気質のあるタイプですな・・・。
アレックス・ゲレーロの打撃
14年にドジャースでデビュー。
こちらがMLB初ヒットですが、同年のヒットはこの1本。
15年には106試合に出場したゲレーロです。
こちらがMLB初ホームラン。
MLB時代は問題児っぷりや給料泥棒というイメージが強いのですが、デビュー当初は大活躍。
4月の月間最優秀新人にも選ばれています。
マリナーズ戦でサヨナラヒット。
翌日には岩隈久志投手から代打ホームランを打っています!
こちらは9回2アウトからお釣りなしの逆転グランドスラムです!
こちらは逆回転のイレギュラーバウンドで珍ヒット。
こちらは変なスライディングで体を痛めてしまったようです。
この当たりから調子が落ちてしまったので、もしかしたら影響があったのかな?
こちらはMLB初盗塁。
MLBでは唯一の盗塁となっていますね。
アレックス・ゲレーロの守備
NPBでは主にレフトを守っているゲレーロです。
こちらは強肩を見せつけるゲレーロ。
こちらはフェンス手前でナイスキャッチです。
こちらはキャッチをアピール。
ジョークでやっているのかと思ったら、ベンチもチャレンジしようか電話で確認していますね。笑
MLBではサードも守っているゲレーロです。
ドラゴンズでもサードを守ったことがあるようですね。
いまでは信じられないけど、キューバ時代はショートを守っていた選手です。
マイナーではセカンドへコンバートとなっていますが、結局はレフトとサードに落ち着いています。
アレックス・ゲレーロが耳を噛みちぎられる
キューバから亡命し大型契約を結んだルーキーということで、早くから注目を集めていたゲレーロ。
しかし、彼を一躍有名にした出来事といえば、14年のマイナー時代に口論からチームメイトに耳を噛み切られるという事件でしょう。
問題の相手はMLBでも実績のあるベテラン捕手のミゲル・オリーボ。
そりゃあ、ルーキーが生意気なことを言ったらムカつくでしょうけど、耳を噛みちぎるとはよっぽどですからね・・・。
ちなみに事の発端は盗塁阻止の際にゲレーロが走者にタッチできなかったことだそうです。
ベンチで口論になるも、ゲレーロが引かないので殴った後に耳を噛みちぎったということで。
ゲレーロも被害者とはいえ、とんだ事件を起こしたものです。
アレックス・ゲレーロがマディソン・バンガーナーに怒られる
もう1つもハイライトといえば、ジャイアンツのエースであるマディソン・バンガーナーに怒られたことです。
派手に悔しがるゲレーロに対して文句をいうバンガーナー。
バンガーナーは保守的な男で、老害キャラになりそうなイメージのある投手です。
ゲレーロは前の対戦でバンガーナーから代打ホームランを打っていました。
それだけに、また打ってやろうという強い気持ちがあったのでしょうが、派手に悔しがるというのもマナー違反と言えばマナー違反です。
そりゃあバンガーナーを始めとした相手選手は気分よくないですからねー。
その後のドジャース戦でゲレーロと同じくキューバ出身のプイグがバンガーナーからホームランを打っています。
この2人は天敵として知られますね・・・。
プイグにもゲレーロの件の仕返しという気持ちはあったのでしょう。
確かにドヤってはいるけど、改めて見ると言うほどドヤってもないですね。
日本的な感覚だとバンガーナーは完全な老害ですな。笑
1年後の対戦でも乱闘騒ぎに発展した両者です。
それにしてもこの2人の因縁はゲレーロがきかっけだったということかな?
プイグはあちこちでやらかしているから、プイグが悪いぐらいの印象だったけど。笑
まあ、何にしてもゲレーロも問題児気質があるタイプではありますからね。
17年はホームラン王の活躍でしたが、NPB2年もしっかりと結果を残せるか注目です。