MLB史上屈指の名サードとなっているエイドリアン・ベルトレ。
大選手でありながらも偉ぶったところがなく、親しみやすそうな雰囲気を感じます。
まあ、強面で体格も良いから間近で見たら怖いでしょうけど。
こちらはホームランと勘違いして全力疾走を怠ったエルビス・アンドラスを怒るベルトレ。笑
アンドラスにとっては大先輩なのですが、いつもふざけ合っていて良い雰囲気のレンジャーズです。
20代の伸び悩みやマリナーズ時代の低迷で印象がよろしくありませんが・・・。
その後に全盛期を迎え、20歳の頃からレギュラー出場をしていたこともあり積み重ね系の通算成績は伸びています。
エイドリアン・ベルトレは頭を触られるのが苦手
ベルトレでお馴染みなのが頭を触られて怒るシーンです!
こちらはミゲル・カブレラ。
頭を触られるのを異常に嫌うのですが、怒っているのはパフォーマンス。
ロビンソン・カノも同郷の大先輩に対して遠慮はありません。
チームメイトのエルビス・アンドレスとのやりとりは良いファンサービスになっています。
しかしまあ、大先輩にこうしたことができる関係って凄いな。
こちらはベルトレが弾いた打球をアンドラスが処理。
ベルトレとアンドラスのやりとりはレンジャーズ名物です。
エイドリアン・ベルトレの打撃
ベルトレは98年19歳のときにドジャースでデビュー。
しかし、体はしっかりと出来ているように見えますね!
MLB初ホームラン。
19歳にして7本塁打を打つ活躍を見せるも、その後は伸び悩みの傾向が。
ブレイクしたのは04年。
48本塁打でホームラン王、当時の三塁手シーズン最多本塁打に並んでいます。
12年にはサイクルヒットを達成。
08年マリナーズ時代にも達成しているので2度目のサイクルヒット。
15年の通算400号ホームラン。
17年には通算3000本安打を達成。
イチロー選手の持つアメリカ出身以外の選手の通算最多安打も、よほどのことがない限り更新確実となっています。
しかし、こうして家族が出てくるのは素敵な光景ですね。
また、ベルトレの代名詞といえば片膝をついてのホームランです。
こちらはワールドシリーズでの一発。
膝をついて空振りしたかと思うと、次はホームランです!
息子さんのバッティングフォームも話題に。
イーファスに対して思わず膝をつくベルトレ。
膝をついてのホームランもパフォーマンスではなく自然とそうなるようです。
エイドリアン・ベルトレの守備
ベルトレといえばゴールドグラブ賞5度の名手。
ダッシュしてのベアハンドプレーは彼の代名詞です!
やっぱりベルトレといえば、ボテボテのゴロの打球処理ですね。
こちらも素晴らしいプレーです!
レフトまで走って素晴らしいキャッチ!
ファールフライをナイスキャッチです。
強烈な打球を処理。
前進守備でのダイビングストップ!
こちらはキャッチをアピールする珍プレーです!
一方こちらはファールをアピール。笑
エイドリアン・ベルトレとフェリックス・ヘルナンデス
ベルトレはマリナーズ時代のチームメイトであるフェリックス・ヘルナンデスと仲が良いことで知られます。
こちらは3000本安打達成後の試合でベルトレを祝福するヘルナンデス。
体に近いところに投げられて苦笑い。
ピッチャー返しを捕球!
イレギュラーした打球を捕れずに、いじられるベルトレ。
日本で正面に入れと言われるのも、こういう感じでエラーしたときの見た目が悪いからですな。
まあ、それだと試合では間に合わないこともあるわけですが、日本では練習のための練習だからそういう価値観になると言われている。
エイドリアン・ベルトレは茶目っ気のある性格
これまでにもいくつかベルトレの珍プレーを紹介しましたが。
レンジャーズでは良い兄貴分として、試合中も彼の周りは笑いが絶えません。
日本人メジャーリーガーは例外なく「みんな日本と違って試合を楽しんでいる」という話をします。
それにしても極端なのがベルトレです。
ランダウンプレイでレフトへ逃げるパフォーマンス。笑
カルロス・ゴメスの特大のホームランに口をあけて驚く。
後ろのジョーイ・ギャロ自身こそ、とんでもない特大ホームランを打つんですけどね。笑
こちらは打席から出てはいけないルールに変わったのを忘れていたベルトレ。
慌てて戻っています。笑
こちらは両投で話題になった投手パット・ベンディットとの対戦時、ヘルメットを逆さにかぶって打席に向かいます。
アルトゥーベをベースから離す。
プリンス・フィルダーに代走を告げるベルトレ。
アズドルバル・カブレラと。
現地のファンは喧嘩したように見えたでしょうね。
隠し玉のフリに騙される。
ベースから離さない。
とんでもない暴投にびっくり!
ベルトレがネクストバッターズサークルを動かす!
個人的に驚いたのがこちらの退場シーン。
ネクストサークルを移動させています!
これは映像より先にニュース記事で知ったのですが、てっきりジョークで移動させたと思ったら・・・。
普通に反抗して移動させているんですね。笑
これがジョークでの移動なら試合展開もあって許されることでしたが、これでは退場も仕方なしです。
大選手にしては褒められた態度ではなかったのですが話題になったパフォーマンスです。
こちらはデシールズの態度に説教するマディソン・バンガーナーに「何が悪い」と食って掛かるベルトレ。
やっぱり強面なので怒ったら怖いですね・・・。
冒頭でも言いましたが、ベルトレは20代のイメージが良くないので最高サードのイメージはないんですよね。
まあ、改めて成績を見るとマリナーズ時代はイメージほど悪くはないのですが・・・。
何にしても将来の殿堂入りは確実の大選手です。
17年は故障でシーズン序盤を欠場するも、衰えをまったく感じさせないプレーを見せました。
18年4月で39歳になる大ベテランですが、レンジャーズとの契約最終年でもあります。
いまやフランチャイズプレーヤーとも言って良い存在なのですが、レンジャーズが再契約を選択するのかどうかも注目です。
何にしても18年も好成績を期待したいところです!