全盛期はMLB屈指の外野手だったオースティン・ジャクソン。
特に守備が抜群で深いフライも軽々とキャッチします。
身体能力は抜群なのですが守備以外ではそれが活かされていない感があるのは残念ですね・・・。
オースティン・ジャクソンの打撃
元々はヤンキースの有望株だったジャクソン。
09年オフにカーティス・グランダーソンが絡んだ三角トレードでタイガースへ移籍。
10年にデビューすると、3割近いアベレージを残すなど新人王争いの活躍を見せています。
14年シーズン途中にマリナーズへ移籍。
途中交代で移籍先に向かうという、日本では考えられないシーンです。
ですがMLBでは珍しい光景ではなく、トレード期限の風物詩となっています。
同年マリナーズでのサヨナラ打。
15年にキャリア初のグランドスラム。
15年途中にはカブスへトレード移籍しています。
こちらはイレギュラーしてラッキーなヒット。
17年に通算1000安打を打っています。
オースティン・ジャクソンの守備
全盛期はMLBトップクラスのセンター守備を誇ったジャクソンです。
アマチュア時代はバスケでも活躍していた選手で跳躍力も抜群です。
こちらもホームラン性の打球をナイスキャッチ!
こちらは見事なジャンピングキャッチ!
ダイビングキャッチ!
こちらは素晴らしいキャッチでダブルプレーを奪っています!
これも凄いキャッチですねー。
オースティン・ジャクソンのホームランキャッチ
ジャクソンのハイライトといえば、17年のホームランキャッチです!
これはとんでもないプレーでしたね!
ビデオ判定でもボールをこぼしていないことが確認されアウトとなっています。
過去にはジェイ・ビューナーやムーキー・ベッツも印象的な好プレーを見せています。
上記の動画で紹介されていて唯一キャッチできていないのがトリー・ハンターですね。
これは13年のチャンピオンシップシリーズの大舞台なのですが、ハンターの足がバンザイする横で警備の警察官がバンザイする姿が話題になりました。
一躍、幸運のマスコットとして有名になった警察官ですが、ゲン担ぎとしてワールドシリーズの舞台でも警備を任され世界一に貢献。
彼はレッドソックスで髭を伸ばすことが流行っていたので自身も髭を伸ばしていたという大の球団ファン。
職務中にも関わらず、思わずバンザイをしてしまったようです。笑
ちなみに13年といえば上原浩治投手が神がかり的な活躍を見せたシーズン。
チャンピオンシップシリーズではMVPにも輝いています。
オースティン・ジャクソンの完全試合アシスト
もう1つジャクソンの代表的なプレーが10年の完全試合アシストです。
9回先頭打者の打球を素晴らしいキャッチです!
ただ本来ならこれは「ザ・キャッチ」として語り継がれる好プレーのはずなのですが、9回2アウトから誤審で完全試合を逃すというハプニングが。
投手のアーマンド・ガララーガは別の意味で球史に名を残し、審判を気遣うコメントに終始するなど男をあげました。
一方でヒーローになり損ねたジャクソンなのですが、17年に勝るとも劣らないビッグプレーを作ったので良かったですね。笑
すでに全盛期は過ぎてレギュラーの座も危うい立場だったのですが、18年はジャイアンツと2年契約を結んでいます。
30歳を過ぎたジャクソンですが、アスリートタイプは急激に衰えることもあるので気になるところですね。
17年は規定打席には到達しなかったとはいえ、自己最高の打撃成績を残しました。
18年も引き続き活躍を期待したいところですね!