通算358本塁打のパワーヒッターであるカルロス・リー。
06年オフに当時のFAバブルの波にのって、6年1億ドルの大型契約でアストロズに移籍。
打撃だけの選手、しかも四球が少なく出塁率が高くない打者だけに払い過ぎの批判もありました。
晩年は不良債権のイメージもあるけど、契約が悪いだけでリーが悪いというほどでもないですね・・・。
カルロス・リーのハイライト
99年にホワイトソックスでデビューしたリー。
初打席初ホームランを記録しています。
打率.293 16本塁打 84打点で新人王投票は7位。
1位はカルロス・ベルトラン、2位は17勝のフレディ・ガルシア。
11勝2敗のティム・ハドソンが5位、31セーブのビリー・コッチがリーと同点の8位。
かなりの当たり年ですね!
1年目のグランドスラム。
01年のグランドスラム。
グランドスラムを含む1試合2本塁打。
ブルワーズ時代には球団記録の4月10本塁打も。
07年の1試合3本塁打。
延長11回のサヨナラグランドスラム。
09年に通算300号ホームラン。
11年に通算2000本安打を達成。
最終的に2273安打を打っています。
イメージより打っている気がしますが、リーは四球が少ないぶん安打が多いですね。
12年シーズン途中にマーリンズへ移籍。
交換相手はロッテでもプレーしたマット・ドミンゲスです。
こちらがMLB最後のホームランですね。
カルロス・リーのバットに送球が当たる
リーのハイライトの1つにヤンキース戦での珍プレーがあります。
ホルヘ・ポサダが三塁へ送球したボールが、リーのバットに当たりました!
もうポサダが狙っているんじゃないかと思うぐらいドンピシャですね。笑
ヤンキースにとってはアンラッキーでしたが、これは仕方がありませんね・・・。
シルバースラッガー賞2度、オールスターには3度選ばれているリーです。
通算打率.285に対して出塁率は.339。
四球が選べる強打者ならもっと評価も高くなっていたでしょうね。