MLB通算202本塁打の強打者で、問題児としても知られるカール・エバレット。
MLBで問題児と言われる選手は例外なく人並み外れた才能があるのですが、彼はその才能を発揮させています。
99年には打率.325 25本塁打 108打点 出塁率.398 27盗塁。
00年には打率.300 34本塁打 108打点。
精神的に成熟していれば素晴らしい選手になっていたはずです。
カール・エバレットのハイライト
93年にマーリンズでデビューしたエバレット。
95年のメッツ移籍後にMLB定着を果たしています。
問題児にありがちですが、球団は転々としていますね。
97年メッツで同点のグランドスラム。
こちらは02年レンジャーズ時代の1試合2本塁打。
00年レッドソックス時代の特大ホームラン。
05年にはホワイトソックスで世界一メンバーにもなっています。
カール・エバレットが完全試合を打ち砕く
トラブル以外のエバレットのハイライトと言えば・・・。笑
01年にヤンキースのマイク・ムッシーナの完全試合を打ち砕いたことです。
9回2アウトまで完全試合を続けていたムッシーナです。
そこでエバレットが代打で登場。
見事にヒットを打っています!
ちなみにトラブルでのハイライトは審判への頭突きです。
動画を見てもわかるようにエバレットはバッターボックスギリギリに立っています。
で、審判に足が出ていることを指摘され、怒って頭突きをしたという・・・。
良い兄貴分的な一面もあったようですが、ひとたび爆発すると監督やチームメイト相手でも暴れまわる男だったようで。
06年マリナーズでのプレーを最後に引退していますが、才能を活かしきれなかったのが残念ですね。