MLBを代表するトップクローザーのクレイグ・キンブレル。
100マイル近い速球とカーブが武器の投手ですね。
投げる前の独特のポーズも人気でインパクトのあるクローザーです。
クレイグ・キンブレルのハイライト
10年にブレーブスでデビューしたキンブレル。
3三振で初セーブを記録しています。
新人王資格を残した11年には46セーブで最多セーブ、新人王を受賞。
14年まで4年連続で最多セーブを記録しています。
12年に1イニング4奪三振を達成。
ジョン・スモルツを抜くブレーブスの球団セーブ記録。
ブレーブスでは通算186セーブを記録しています。
14年オフにトレードでパドレスへ移籍。
パドレスのデビュー登板。
通算200セーブは古巣相手に記録しています。
誰もいないのに牽制。
連係ミスですな。
15年オフにトレードでレッドソックスに移籍。
レッドソックス初登板。
1イニングを9球で3者連続3球三振!
18年に通算300セーブを達成。
29歳11ヶ月は史上最年少での到達となっています。
クレイグ・キンブレルの投球フォーム
キンブレルと言えば投球前の独特のフォームです。
打者目線で見たら威圧感があるでしょうね。
VRで体験できるアトラクションもありそう。
キンブレルで印象に残っているハイライトが、バックネット裏のフィリーズファンがこのルーティンを真似した試合です。
集中力を欠いたキンブレルはボールが荒れてしまいました。
日本では応援のために騒ぐのですが、アメリカでは相手の邪魔のために騒ぐというニュアンスもあるようです。
日本人メジャーリーガーの話だと、アメリカのファンもうるさいけど、投球と同時に静かになるので意外とプレーはしやすいそうです。
このフィリーズファンも一応、投球前には着席しようとする意志は見られますな。
これは相手投手の名前を大合唱して、投球時もうるさいので完全に邪魔ですね。
長期低迷を抜けたパイレーツが久しぶりのポストシーズンだったので、熱狂的になるのも無理はないタイミングではあるのですが・・・。
まあ、日本でも投球のタイミングと応援歌の盛り上がるタイミングが一緒になって、投手が制球を乱すこともありますからね。
わざとやっているわけではないことはわかりますが、特に急に大声を出す系の応援は投手からしたらやりづらいでしょうね。
15、16年とやや低調だったキンブレルですが、17、18年は盛り返しています。
最強クローザーの1人ではありますが、まだポストシーズンでの実績が不足しているんですよね。
近年のポストシーズンはリリーフ投手の重要性が増しています。
キンブレルも大車輪の活躍で世界一に貢献したら、評価もさらに上がるでしょうね!