MLB史上初の1億ドルプレーヤーであるケビン・ブラウン。
契約時はMLBを代表する投手とはいえ33歳。
そもそも野手じゃなくて投手が史上初の1億ドルプレーヤーってのが意外ですね。
上体を反らしぎみにして投げる独特の投球フォームでお馴染みです。
ケビン・ブラウンのハイライト
86年にレンジャーズでデビューしたブラウン。
89年からローテ投手となって92年には21勝で最多勝に輝いています。
全盛期は96年FA移籍したマーリンズ時代から。
17勝をあげ防御率も1.89という素晴らしい成績です。
翌97年にはノーヒッターも達成。
CS第6戦で完投勝利、ワールドシリーズ進出を決めています。
ワールドシリーズは不振で2戦2敗も球団史上初の世界一メンバーとなっています。
しかしオフにデレク・リーらとのトレードでパドレスに移籍。
98年のDS初戦ではシリーズ記録となる1試合16奪三振。
8回無失点でランディ・ジョンソンとの投げ合いを制しています。
CS第2戦でも11奪三振完封勝利。
しかしワールドシリーズではまたも結果を残すことが出来ていませんね・・・。
で、オフにドジャースと7年1億500万ドルで契約。
3年目から故障がちになるも5年目に復活。
残りの2年はヤンキースでプレーするも、衰えは隠せず結果を残すことは出来ませんでした。
ドジャースは良いタイミングでヤンキースに売り払うことができましたね。笑
ちなみに「打ってクレイグ、たのんマース」のケビン・マースは初ホームランをブラウンから打っているようですね。
マースはMLB史上最速で10本塁打を打つなど活躍しています。
バースの再来といい阪神ではネタ化している選手ですけど、デビュー当時は凄い選手だったんですね。
ブラウンもなんだかんだで通算211勝と、さすがは一時代を築いたエース投手です。
晩年のヤンキース時代の不振、さらには引退後に薬物疑惑が浮上するなどイメージは悪くなってしまいましたけど。
史上初の1億ドル選手というだけの活躍を見せています。