レッドソックス04年の世界一メンバーとしてもお馴染みのケビン・ミラー。
02年オフには中日ドラゴンズへの入団が決まるも、ドタキャンしてレッドソックスへ入ったことも話題になりました。
代わりにドラゴンズが獲得したのがアレックス・オチョアということで。
まあ、結果論で言えばドラゴンズもアレックスを獲得できたし、ミラーも世界一になったし良い思いが出来ましたね。
ミラーと言えばファーストのイメージがあるので、なんで代わりが外野手のアレックスなんだ?と思いましたが・・・。
当時は外野を守っていてレッドソックス移籍後にファーストへコンバートしているんですね。
ケビン・ミラーのハイライト
98年にマーリンズでデビューしたミラー。
こちらがMLB初ヒット。
同年は2試合の出場で、翌年からレギュラー格の選手になっています。
こちらは顔面スライディングの珍プレー。
なかなかの男前でも知られるミラーです。
レッドソックス移籍後の04年には1試合3本塁打も達成。
キャリアハイは03年の25本。
ファーストとしてはパワーのあるタイプではありません。
04年のディビジョンシリーズでホームランを打っています。
06年からオリオールズでプレー。
サヨナラ打。
古巣相手にサヨナラホームラン。
09年ブルージェイズでのサヨナラ打。
同年がMLBラストシーズンとなっています。
ケビン・ミラーのラリー・カラオケ・ガイ
ミラーと言えばお調子者の性格で知られます。
それを象徴するのがレッドソックス時代の「ラリー・カラオケ・ガイ」。
こちらは学生時代にブルーススプリングスティーンの曲を歌っているミラー。
この映像をクラブハウスで流したところチームは大量得点。
その後は球場のスクリーンにもゲン担ぎにこの映像が流されるようになったようです。
ちなみにMLBでは「ラリー・〇〇」と言われるものがいくつかあります。
ラリーってのは卓球とかバレーでも使うラリーのことで、要は逆転の象徴みたいな感じですね。
かわいらしいところでは17年のこちら。
打席の途中で猫が乱入。
再開直後にモリーナが逆転のグランドスラムを打ち、ラリー・キャットとして人気になりました。
先日はラリー・キャットを捕まえた球場スタッフに、始球式のボールが直撃して話題にもなりました。笑
また、ミラーで逆転と言えば04年のチャンピオンシップシリーズ第4戦。
デーブ・ロバーツの「ザ・スティール」です。
このときロバーツはリベラから四球を選んだミラーの代走として出場したんですよね。
もしかしたら四球を選んで一塁に歩くシーンが、ミラーの1番有名なハイライトなのかもしれません。
レッドソックスは3連敗からの4連勝でヤンキースを大逆転、WSでもカージナルス相手に4連勝ですからねー。
本当にこのザ・スティールからの大逆転は伝説的です。
ロバーツ、リベラ、ミラーという凄いスリーショット。
ケビン・ミラーのインスタ画像まとめ
それではミラーのインスタ投稿をピックアップ。
いまでは典型的なアメリカオヤジです。
こちらがミラーのお父さんということで。
やっぱり男前ですねー。
こちらが奥さん。
4人のお子さんがいるミラーです。
息子さんは野球をやっているようですね。
ペドロ・マルティネス。
ジョン・ラッキー夫妻と。
お調子者キャラでしゃべりで失敗した経験もあるミラー。
特に04年のポストシーズン前に、ウイスキーをみんなで飲んでから試合に挑んだという発言は問題になりました。
まあ、当時は景気づけに酒を飲んでからプレーすることは珍しくなかったのかもしれませんが・・・。
いまは薬物検査もあるからアルコールも駄目ですね。
何にしても04年の世界一メンバーですからねー。
ムードメーカーでザ・スティールの大逆転前にチームメイトを鼓舞したとも言われています。
ボストンでは今でも人気の選手でしょうね。