ケルビン・ヘレーラのポストシーズンの活躍。あわや乱闘の騒ぎも起こす!

ロイヤルズのリーグ2連覇の立役者の1人であるケルビン・ヘレーラ

当時のロイヤルズは強力なブルペン陣が武器でしたが、ヘレーラもその一角。
現在のポストシーズンはリリーフ投手への依存度が高くなっていますが、当時のロイヤルズがその走り的なイメージもありますね。

ちなみにワールドシリーズでレギュラーシーズンも通じて唯一の打席を経験しています。
腰の引けたスイングで3球三振です。

こちらが奥さんと息子さんってことかな。

ケルビン・ヘレーラのハイライト

11年にロイヤルズでデビューしたヘレーラ。

満塁のピンチでミゲル・カブレラを10球目で99マイルの速球で三振に。
速球派の投手ですね。



14年に70試合70イニングを投げて防御率1.41と好投。
ポストシーズンでも活躍して一躍トップリリーバーの仲間入りを果たしています。

CS第3戦では1回を投げて2奪三振。

CS第4戦で1回2/3を無失点。

第6戦でも1回2/3を無失点。

WS第2戦では1回2/3を投げて無失点。
勝ち投手にもなっています。

WS第7戦でも2回2/3を無失点という素晴らしいリリーフです。
この好投で一皮むけた感もあるヘレーラですが、世界一になることはできませんでした。



15年も2年連続70試合以上に登板するなど活躍。

15年のCS第1戦では100マイルを連発。

第2戦でもピンチを抑えています。

WS第5戦で3イニングを無失点に抑えています!
ロイヤルズの世界一に貢献しています。



17年はやや不振でしたが18年は大復活して、シーズン途中にナショナルズへトレード。
しかし、ナショナルズでは調子が落ちてしまいましたね・・・。

ケルビン・ヘレーラがブレット・ロウリーに危険球

ヘレーラのハイライトに15年ブレット・ロウリーへの危険球があります。
球審にも即退場を言い渡されました。

背中を通過するボール、しかも即退場であることから故意であることはわかりますが。
これがまた物議を醸した出来事です・・・。
そもそもの発端は2日前の試合にあります。

ロウリーがアルシデス・エスコバーに危険スライディングで突っ込み怪我をさせました。
エスコバーは走者の方を見ていないし、これは完全に駄目なスライディングです。

で、その翌日にヨーダノ・ベンチュラが報復死球を与えています。
これも即退場ですね。
ロウリーも自分に非があったことも認めているのか、やり返すような素振りはみせていません。
ですから、ここで痛み分けのような形になるわけですが・・・。



その翌日に、またヘレーラがあんなボールを投げたから物議を醸したわけです。
しかしベンチュラの時に続き、ファンは拍手をしていますね。笑

そりゃあ、ヘレーラとしてもチームメイトの敵討ちをしたくなったのでしょうけど。
気持ちはわからないでもありませんが、こうして事を荒立てなくてもという感じです。



18年シーズン終了後にFAとなるヘレーラです。
28歳とはいえ勤続疲労やナショナルズ移籍後の不振は気になるところですが・・・。(現在はDL入り)
近年はリリーフ投手の価値もあがっているので、どんな契約を結ぶか注目です。

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