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サーマン・マンソンのハイライト。現役時代に事故死したヤンキースの名捕手

ヤンキースの8代目キャプテンで名捕手のサーマン・マンソン
自家用セスナ機の訓練中に事故を起こし、現役中に亡くなったことで知られます。

マンソンの奥さんの始球式。
若々しい人ですね。

当時のヤンキースは「ブロンクス・ズー」と言われ、癖のあるスターが揃いチーム内のいざこざも絶えなかったことで有名です。
キャプテンのマンソン自身もプライドが高く、とっつきにくい性格だったと言われます。

葬儀の後に行われた試合では1番の親友だったボビー・マーサーがスリーランと逆転サヨナラ打でチームの全5打点をあげる活躍。
こういうエピソードを聞くとあの世的なものの存在を感じますねー。

サーマン・マンソンのハイライト

69年にヤンキースでデビューしたマンソン。
翌70年は打率.302 出塁率.386、三振より多い四球を選ぶ活躍で新人王に。
76年にはMVPも受賞しているのですが、ヤンキースの選手として新人王とMVPを受賞しているのはマンソンだけです。

ポストシーズン通算で打率.357とポストシーズンに強いことで知られますね。

77年のワールドシリーズでレジー・ジャクソンと2者連続ホームラン。
ジャクソンがメディアに向けてマンソンを批判するコメントをしたこともあり、不仲で知られる2人です。

78年のCSでのホームラン。

78年のWS第4戦での同点タイムリー。

78年のWS第5戦でのタイムリー。

第6戦では見事な盗塁阻止を見せています!
ゴールドグラブ賞は3度受賞している名捕手です。

肩が強いわけではなかったようですが、送球が抜群に素早く高い盗塁阻止率を誇っていたようですね。

ファールフライをナイスキャッチです!

通算打率.292 出塁率.346、1558安打 113本塁打という成績を残しているマンソン。
悲劇的な死を遂げたこともあり日本的な感覚だと殿堂入りは間違いないのですが、MLB殿堂入りは果たしていません。
それでも球史に残る名捕手の1人として語り継がれています。

波田純: