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ジェイソン・ベイのハイライト。トレード移籍で活躍もFAでは大不振

主にパイレーツの主砲として活躍したジェイソン・ベイ
ブライアン・ジャイルズとのトレードでパドレスからパイレーツに移籍したことで知られます。
元々はエクスポズにドラフト指名され入団、その後メッツへのトレードを経てパドレスに入団しています。



ちなみに妹のローレンはソフトボールの投手で、アテネ五輪の代表メンバーです。
自身もWBCで2度カナダ代表選手になっていますね。
エクスポズのドラフト同期生であるグレイディ・サイズモアと親交があることでも知られます。

ジェイソン・ベイのハイライト

03年にパドレスでMLBデビューしたベイ。
しかしデビュー早々にシーズン中パイレーツへトレードされています。

パイレーツ移籍後にグランドスラムを含む1試合8打点を記録。
翌04年には打率.282 26本塁打 82打点 出塁率.358で新人王を受賞。

移籍を3度経験した選手の新人王受賞は史上初、意外にもパイレーツの選手としても初の新人王受賞だったようです。
(1年目から7年連続本塁打王のラルフ・カイナーは新人王が制定される前)



05、06年と連続で30本100打点を記録するなど弱小パイレーツの主砲として活躍。

08年のサヨナラヒット。
同年シーズン途中にはドジャースも含んだ三角トレードでレッドソックスに移籍しています。


マニー・ラミレスが動いたトレードでお馴染みですね。

マリアノ・リベラから同点ホームラン。
10年にFAでメッツに移籍してからは結果が残せなかったベイです。

通算200号。
最終的には222本のホームランを打っています。



4年契約の最終年はメッツに解雇されてマリナーズでプレー。

延長13回のサヨナラヒット。
マリナーズでも結果を残せずに引退していますね。



しかしまあ、大型契約での移籍直後に不振続きということで、印象が悪くなったベイです。
怪我もあったとはいえ、それにしても見事な転落でしたからね・・・。
パイレーツではジャイルズ、レッドソックスではマニーと、主砲とのトレードで移籍し共に後釜として見事な活躍を見せたのですが・・・。
本当に残念なキャリアになってしまいましたね。

波田純: