ジョバ・チェンバレンが羽蟻に苦しむ。元ヤンキース期待の剛腕投手

元ヤンキースのゴールデンルーキーであったジョバ・チェンバレン

フィル・ヒューズ、イアン・ケネディと共に期待された若手3人衆の1人。
彼らが1人もヤンキースのエース格として大成しなかったのが、のちにヤンキースを苦しめる結果となってしまいました。

3人は意外にもまだ30代前半ですから、彼らが大成していればヤンキースは良くも悪くもまったく別のチームになっていたでしょうね。

ジョバ・チェンバレンのハイライト

07年にヤンキースでデビューしたチェンバレン。
リリーフ投手として24イニングを投げて自責点1という素晴らしいピッチングを見せています。

その後は先発転向したり、リリーフに復帰したり・・・。
いずれもデビュー当時のインパクトのある活躍はできませんでしたね。

ヤンキース最終年の13年初セーブ。
これが同年唯一のセーブで、通算でも7セーブと意外と少ないですね。



14年にタイガースへ移籍。

8月に初の凱旋試合。

引退を表明しているジーターに死球を与えてしまうシーンも。
MLBでは珍しく謝罪をしています。
よくMLBでは死球でも謝らないといいますが、その場で謝らないだけで別の場で謝ることはあるようですね。

MLBラストシーズンの16年はインディアンスでプレー。

4アウトをパーフェクトリリーフ。


ジョバ・チェンバレンが羽蟻に苦しむ

チェンバレンと言えば、なんといってもルーキーシーズンのDSです。
羽蟻が大量発生して乱調、リードを守り切ることができませんでした。

チェンバレンと言えばコレというぐらい、インパクトが強い出来事ですね。
インディアンスの選手で過去に死球で事故死したレイ・チャップマンの霊が巻き起こした異常気象とも言われました。



これだけ羽蟻が発生すれば、まともに投げろというのが難しいですからね。
ましてやルーキーがポストシーズンの大舞台ですから、ただでさえ平常心ではないでしょうから。
この一件が原因で大成を阻んだわけではないでしょうが、大舞台でのリリーフ失敗は精神的にも参ったでしょうね。

ジョバ・チェンバレンの守備

守備でも印象的な好プレーを見せていたチェンバレンです。

こちらはバントフライをダイビングキャッチ。
見事にダブルプレーを奪っています!

こちらは暴投も、走者をブロックしながらアウトを奪いました!
まあ、確かにアウトなのですが、これは危ないプレーでしたね。

こちらはユーキリスの好プレーでガッツポーズを見せるチェンバレンですが、審判の判定はセーフ。笑
確かにタイミングはアウトだけど、タッチはしてないようにも見えますね。

こちらはレイエスに体当たりするようなかっこうになってしまいました。
相手次第では怒られていたかもしれませんね。



酷使を防ぐジョバ・ルールなど、若い頃は大きな注目を集めたチェンバレンです。
当時のヤンキースは若手有望株が乏しく、本当に期待の星でしたからねー。
先発としてもクローザーとしても大成することなかったのは残念でした。
まあ、改めているとやっぱり太り過ぎですね・・・。

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