フールーでスラムダンクの劇場版4作目を見ました。
「吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏」ってヤツですね。
時期はインターハイ出場決定後の出来事です。
他の3作品は過去に見た記憶がうっすらとあるのですが、この作品はたぶん初めて見ましたね。
スピンオフ作品らしく、原作とは違った雰囲気のスラムダンクを楽しむことができました。
水沢イチローという中学生
この話のキーマンは、流川の後輩の水沢イチローという中学生です。
神奈川の中学NO.1のフォワードで、流川と一緒に湘北で全国制覇をするという目標を持っている子。
そんな凄い子が「関節結核」という病気でバスケ生命を絶たれてしまうことになったんですね・・・。
絶望するイチロー君のために、夢だった流川とのプレーの機会を与えるというお話です。
この作品はどちらかと言えば、試合よりも人間ストーリーの方がメインの作品でした。
試合はイチロー君を入れた湘北の紅白戦です。
赤・桜木、三井、宮城、イチロー君、安田
白・赤木、流川、小暮、潮崎、桑田
というメンバーです。
後輩思いの流川
湘北と練習試合をすることになったきっかけは、晴子とイチロー君のお姉さんが友達だったから。
晴子の頼みを1度は断るも、自身の怪我とイチロー君の病気を重ね合わせて安西先生に紅白戦を直訴する赤木。
晴子の手前、頼り甲斐を見せたい桜木もノリノリでしたが、流川は桜木軍団に「冷徹人間」と言われるぐらい冷たい態度。
一方で随所に後輩への思いが感じられるシーンもあり、いつもより人間味のある流川が見られる作品です。
流川と言えば彩子さんにも素直だったりするし、中学時代のメンバーには特別な思い入れがあるのかもしれませんね。
あと、流川と晴子の会話シーンもあったので、そこも見どころの1つかと。
それと、練習試合が決まり「お兄ちゃん大好き」と喜ぶ晴子に、顔を赤らめて照れる赤木も見どころの1つですね。笑
最後に彩子さんがイチロー君に対して「湘北のマネージャーに~」というくだりがありました。
スラムダンクのその後が描かれれば、マネージャーになったイチロー君も登場するかもしれません。
これで劇場版の4作品すべてを見ましたが・・・。
いずれも40分作品ですので見やすい反面、もう少し試合をじっくりと見たいという気持ちもありますね。
まあ、何にしても原作とは違った雰囲気を味わえる作品ですので、スラムダンクファンは見て損のないものだと思いました。
※紹介している作品は、2018年12月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。