俊足巧打のリードオフタイプとして活躍してきたデナード・スパン。
こちらは連続試合安打が29試合で途絶えるも、ファンはスタンディングオベーションで称えました。
こういう反応は本当に素晴らしいですねー。
デナード・スパンの打撃
02年にツインズからドラフト1巡目を受けたスパン。
いわゆるマネー・ボールドラフトの年ですが、マネー・ボールにもスパンの名前は出てきましたね。
高額の契約金を要求してドラフトを混乱させるくだりです。
08年にデビューするとレギュラー選手として活躍をしています。
12年のサヨナラ打。
同年オフに有望株のアレックス・メイヤーと1対1のトレードでナショナルズに移籍しています。
13年のサヨナラ打。
まあ、ショートのエラーですね・・・。
ナショナルズ移籍後初ホームラン。
13年には29試合連続ヒットも記録しています。
これは同年のMLBでは最長記録ですね。
15年オフにFAでジャイアンツへ移籍。
ランニングホームラン。
17年のサヨナラヒット。
スプラッシュヒット。
その後、17年オフにエバン・ロンゴリアとのトレードでレイズへ移籍しています。
こちらは打球がイレギュラーしてランニングホームラン。
センターは名手のジャッキー・ブラッドリー・ジュニアですがこれは屈辱ですね。
18年途中にアレックス・コロメと一緒にマリナーズに移籍。
トレードのメインはコロメですが、有望株の少ないマリナーズが高年俸のスパンを引き取ることでまとまったトレードです。
ですが、マリナーズでは予想外に良いスタートを切りましたね。
デナード・スパンVSクリフ・リー
スパンのハイライトにサイ・ヤング賞投手クリフ・リーと一触即発の雰囲気になったことがあります。
これはスパンがまだ準備できていないのにリーが投げたんですよね。
しかも、スパンに向かって投げるという・・・。
リーもピンチを迎えてイライラしていたんでしょうけど、これは良くなかったですね。
まあでも、大エースというのはみんなこの手のエピソードがありますからね。
日本でもMLBでも投手はお山の大将的な性格が多くて監督に向かないとも言われますし。
それくらい気が強くないと投手ってのは務まらないんでしょう。
デナード・スパンの守備
全盛期はセンターを守り、守備もよかったスパンです。
こちらは試合を締めくくるスーパーキャッチです!
抜けていれば逆転だったかもしれませんね!
こちらもフェンス際の打球をナイスキャッチです!
バックハンドキャッチ。
スライディングキャッチ。
こちらはキャッチはできませんでしたが、ホームランを防ぎました!
こちらもナイスキャッチです。
デナード・スパンのインスタ画像まとめ
それではスパンのインスタ投稿をピックアップ。
こちらが奥さんと息子さん。
ちなみに奥さんは元アイスホッケーのアメリカ代表選手。
世界選手権では金メダルを3つ、ソチオリンピックでは銀メダルを獲得している凄い人です。
肩幅もガッチリしている。
お父さんだけでなく、お母さんの血も良いので息子さんも将来有望選手になるかもしれません。
鮫を釣るスパン。
アメリカではなく素振りではなくティーが基礎練習になります。
それにしてもメジャーリーガーが自分でボールを置く姿は不思議なものですな。
まあ、彼らからしたらボールを打たずに素振りをする姿が不思議みたいですけどね。
34歳ということで現役も晩年のスパンです。
打撃はともかく、守備は全盛期からは遠く及びません。
18年オフにFAとなるのでしっかりと結果を残しておきたいところですね!