デーブ・スチュワートのハイライト。80年代後半アスレチックスの大エース

4年連続の20勝を達成したアスレチックスの大エースであるデーブ・スチュワート
ブレイクのきっかけをつかんだのが29歳、20勝をあげブレイクしたのが30歳という遅咲き投手です。

ブレイク前には売春容疑で逮捕されたことも。
しかも相手が女装した男性だったことも、よりスキャンダラスな出来事になってしまったようです・・・。

デーブ・スチュワートのハイライト

78年にドジャースでデビューしたスチュワート。
82年に9勝、翌年は10勝をあげるも不振で芽が出ず・・・。


86年に地元アスレチックスに移籍。
トニー・ラルーサ監督、デーブ・ダンカン投手コーチという球史に残る名コンビに出会いブレイクのきかっけを掴んだようです。

89年にはワールドシリーズ初戦で完封勝利。
第3戦でも勝利投手になりシリーズMVPの活躍で世界一に貢献しています。

90年にはノーヒッターを達成。

90年のCS第4戦で8回を無失点。
CSでは通算8戦無敗で防御率2.03と無類の強さを見せています。

引退後はコーチ業に加えて、DバックスのGMに就任、さらには代理人を務めるなど精力的に活動。
人格にも優れた男だったようですが、頭脳明晰なんですね。




まあ、彼ほどの男でも過去に過ちを犯してしまったわけです。
日本だったらそのまま再起のチャンスは与えられず、その才能を開花することもなかったかもしれませんね。
日本は失敗を許さない社会だからな・・・。

ブレイク前には巨人が獲得に名乗りをあげるも、スキャンダルの影響もあり断念したこともあったようです。
その後の大ブレイクを考えても、来日しなくて良かったですねー。


通算は168勝。
遅咲き投手ということもあり全盛期は短かったですが、強烈なインパクトを残したエース投手です。

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