80年代に活躍したオールラウンダーのデール・マーフィー。
元々は捕手だったようですが、当時の監督に酷評されイップスに。
ファーストを経て外野にコンバートされ、ゴールドグラブ賞5度の名手になっています。
アレックス・ロドリゲスはマーフィーに憧れてマリナーズ時代に背番号3を背負っていたことで知られます。
実力だけでなく人格も文句なしに優れたスーパースターだったようですね。
デール・マーフィーのハイライト
76年にブレーブスで20歳の若さでMLBデビューしているマーフィー。
78年にレギュラー定着を果たしています。
84年のオールスターでホームラン。
87年に通算300号ホームラン。
同年にキャリアハイの44本塁打を打っています。
しかし、翌年から突如急激な衰えが出てキャリアが低迷。
ブレーブスのフランチャイズプレーヤーでしたが、90年シーズン途中にフィリーズへトレードされています。
こちらは元チームメイトのマーフィーに故意死球を投げるトム・グラビン。
結局当てることはできませんでしたが退場になっています。
まあ、チームからの指示だったんでしょうね。
93年ロッキーズ時代に、そのグラビンからタイムリーを打つマーフィー。
同年限りでの引退となっています。
通算398本塁打と、400本塁打まで間近だったんですけどね。
通算2111安打を打っていますが、全盛期が比較的短かったこともあり殿堂入りは果たせていません。
ただマーフィーの場合はベテランズ委員会による殿堂入り選手の可能性もありそうな選手ですね。