ブレーブスの黄金期を支えた強打の捕手であるハビー・ロペス。
03年では代打での1本塁打を含む43本塁打。
シーズン42本塁打という捕手としてのMLB記録を作った選手として有名です。
その一方でマイク・ピアッツァとキャリアがかぶっていることもあり、シルバースラッガー賞は同年の1度だけ。
98年にも30本100打点を打つなど、一発屋タイプじゃなかったんですけどね。
ハビー・ロペスのハイライト
92年にブレーブスでデビューしたロペス。
95年に打率3割を打つなどブレイクして、正捕手格となっています。
95年のCS第2戦では延長10回にスリーラン。
ワールドシリーズ第2戦でのホームラン。
守備ではピックオフでマニー・ラミレスをアウトに。
守備に定評があるタイプではないですけど、黄金期ブレーブスの投手陣を支えたんだからたいしたものです。
96年DS初戦でのホームラン。
CS第5戦では4安打の活躍です。
97年のオールスターゲームでのホームラン。
98年のDS第2戦で9回に同点ホームラン。
98年CS第4戦でのホームラン。
ハビー・ロペスの幻のホームラン
04年からオリオールズでプレーしたロペス。
06年にはホームランが取り消しになる珍事もありました。
一塁走者のミゲル・テハダが勘違いして帰塁。
追い抜く形になってしまいました。笑
まあでも、ロペス自身もアウトと思ったのかな?
確かに捕球していなくても守備妨害の可能性はあるわけですけど、それにしてもテハダも凡ミスでしたね。
一方でこちらは投げたマスクがティム・レインズに当たる珍事。
当時のロペスは若手捕手でレインズはベテランのスター選手。
ワールドシリーズの大舞台ですが、相手が悪いヤツなら揉めていたかもしれませんね。
通算は260本塁打、通算打率も.287。
四球を選ぶタイプではありませんが、捕手としてはハイレベルな打撃を誇っていました。
派手な選手ではありませんが、当然ブレーブスの球団殿堂入りを果たしている名捕手です。