ヤンキース生え抜きの名外野手ブレット・ガードナー。
メジャーリーガーとしては小柄な選手ですが、近年はパワーも付いてきた選手。
17年には21本塁打を打っています。
ブレット・ガードナーの打撃
08年にヤンキースでデビューしたガードナー。
足と守備がある当時のヤンキースには珍しかった貴重な選手です。
デビュー早々にサヨナラヒットも打っています!
1ヶ月後にもサヨナラヒット。
当時は目立った選手ではないのですが、さすがは後のスター選手です。
14年にはヤンキース球団15000本目のホームランも打っています。
こちらは2点ビハインドの9回2アウトから逆転スリーランです!
17年には通算1000安打を記録しています。
もっと打っていそうなものですけどね。
17年のワイルドカードゲームでのホームラン。
DS第5戦でも粘りに粘って9回に貴重なタイムリーを打っています!
10年にはダブルヘッダーで1日5盗塁。
同年は47盗塁、翌11年には49盗塁でキャリア唯一の盗塁王となっています。
こちらは内野安打から、二盗、三盗を決めて得点に結びつけました。
もっとも5点リードで投手は無警戒なので、マナー的にはよろしくなかったかもしれません。
17年終了時で241はヤンキース歴代3位の盗塁数。
1位のジーターはともかく、2位のリッキー・ヘンダーソンは意外な印象です。
ブレット・ガードナーが暴れる
他の小柄なメジャーリーガーもそうですが、やはりガードナーも激しい闘争心の持ち主。
こちらはベンチでバットを振り回して暴れています!
球団OBのポール・オニールと比較される暴れっぷり。笑
これが悪いこととみなされないのは日米価値観の違いですね。
こちらは審判に食ってかかるガードナー。
この角度からではわかりませんが、これだけ怒るのだからボールだったのでしょう。
こうしてルール通り退場を宣告できるのも日米の違い。
日本はNPBじゃなくて球団の方が権限を持っているので、退場させるといろいろ面倒なんでしょうね。
たしか報告書を書かなきゃいけないし、球団からNPBを通じて文句を言われることもあるんでしょうし・・・。
ブレット・ガードナーの守備
16年のゴールドグラバーであるガードナーです。
サブウェイシリーズでの素晴らしいキャッチです!
同年のシリーズで同じくダニエル・マーフィーのホームラン性の打球をキャッチ!
こちらは素晴らしいスライディングキャッチです!
ダイビングキャッチ。
スライディングキャッチ。
こちらはファールフライをナイスキャッチ。
スタンドに落ちながらもキャッチです!
肩は強くないガードナーですが、こちらは素晴らしい送球でした!
後のチームメイトであるチェイス・ヘッドリーもアウトにしています。
ブレット・ガードナーの守備ハイライト
ガードナーのハイライトといえば16年のプレーです。
1点リードの9回2アウト満塁の場面で、素晴らしいキャッチを見せました!
逆転タイムリーを見事なキャッチでしたね!
同年にはロングランから素晴らしいホームランキャッチも。
ゴールドグラブ賞を受賞しているシーズンだけあって、印象的な好プレーを見せています。
また、こちらは観客がホームランボールを投げ返して、ガードナーの頭に当たるアクシデントです。
これに関してガードナーは決して怒ったりせず男を上げました。
ブレット・ガードナーの約束のホームラン
ガードナーのハイライトと言えば09年のランニングホームランです。
試合前に交流した心臓病の少女から「ホームランを打てるお守り」とブレスレットをプレゼントされたガードナー。
スタメンから外れるも、ジョニー・デーモンの退場で途中出場すると見事にランニングホームランを打ちました!
レフトが打球処理を誤るハプニングも起きていますね!
さらに同日、少女のドナーが見つかり病気も快復するというまさに奇跡の出来事でした。
日本のバラエティ番組でも紹介されたこともあるエピソードですね。
ガードナーは2日前にMLB初ホームランを打ったばかり。
同年は3本塁打で二塁打も6本とパワーがある選手ではないのですが、ランニングホームランが出るんですからねー。
本当に奇跡的な出来事でした!
オプションを含めると19年まで契約が残っていますが18年オフにFAとなる可能性も高いガードナーです。
ヤンキース最古参のベテラン選手となっていますが、チーム状況を考えると再契約の可能性は低いですからね。
18年もしっかりと活躍をしてオフを迎えてもらいたいところです。