マーク・マグワイアの特大ホームラン。ステロイド時代の象徴であるスター

98年のホームランレースでお馴染みであるマーク・マグワイア

当時は日本でも凄い話題でしたからねー。
僕はMLBどころか野球にすら興味のない時期だけどよく覚えています。
野球に興味ないおばちゃんでもマグワイアとソーサの名前ぐらいは知っているでしょう。
それくらい話題でニュースになっていましたからね。

ちなみに大学時代はランディ・ジョンソンとチームメイトであることで知られます。

ランディ・ジョンソンを相手に珍しいトリプルプレー。

こちらは守備での好プレー。
キャリアを通じてファーストを守り、ゴールドグラブ賞を1度受賞しています。

マーク・マグワイアのハイライト

86年にアスレチックスでデビューしたマグワイア。

こちらがMLB初ホームラン。

翌87年のMLB新人記録を更新する39本塁打。
記録を持っていたのはフランク・ロビンソンです。

記録は49本塁打まで伸ばしましたが、17年にアーロン・ジャッジが52本塁打に更新しましたね。

88年ワールドシリーズでのサヨナラホームラン。

サヨナラグランドスラム。

アスレチックスでのラストホームラン。
アスレチックスでは363本塁打を打っています。



97年シーズン途中にカージナルスへ移籍。

移籍後初ホームラン。

98年の通算400号ホームラン。

99年の通算500号ホームラン。
同年も65本塁打を打つ大活躍でしたが、翌年以降は体がボロボロになり01年限りで引退しています。
急激な成績低下も薬物使用の副作用ではないかと言われていますね・・・。


マーク・マグワイアの98年

通算583本塁打のホームランヒーローですが、やはり印象的なのは98年の活躍です。
マグワイアは故障が多い選手で「故障がなければ60本も打てるのではないか」と言われていた打者です。
実際に久しぶりにフルシーズンプレーした97年は、アスレチックスとカージナルスで計58本塁打ですからね。

1試合3本塁打。

ベーブ・ルースに並ぶシーズン60号。

ロジャー・マリスに並ぶ61号。

MLB記録となる62号。

そしてシーズン70号です。


その後、薬物疑惑で名声も落ちてしまったマグワイアですが・・・。
98年のシーズン中にもステロイドの使用疑惑は出ていたんですよね。
ただ野球人気復活に大きな影響力があったこともあり、コミッショナーもマスコミも見て見ぬふりを続けました。



その後、球界で薬物問題が騒がれたときも、あの時きちんと対応していればという批判はあったわけですが・・・。
ちなみに当時マグワイア自身もステロイドの使用は認める一方で、市販のものだからと問題はないと主張。
まあ、実際に当時のMLBでは禁止薬物でもなかったわけですからね。



ステロイドはともかく、興奮剤に関しては長くMLBに蔓延していたと言われます。
疲労回復や集中力アップのために、メジャーリーガーには欠かせない薬物だったわけですね。
各球団のクラブハウスに常備されていたとも言われています。
薬物検査の実施は、我々が思う以上に選手には影響力があったと思われます。

マーク・マグワイアの特大ホームラン

マグワイアと言えば特大のホームランです。

ドジャー・スタジアムでの特大ホームラン。

ランディ・ジョンソンから特大のホームラン。

いずれも凄いホームランですね!



現在はパドレスでコーチを務めているマグワイアです。
薬物問題もあり今のところは殿堂入りも絶望的ですが・・・。

ただ成績的にホームラン数以外は殿堂入り基準に満たないことから、どちらにしても殿堂入りは当落線上との声もあります。
まあでも、良くも悪くもステロイド時代の象徴的な選手ですからね。
ルール違反を犯したわけでもないですから、いずれはクレメンスらと一緒に殿堂入りする日も来るかもしれません。

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