X

ライアン・ハワードの打撃。フィリーズ黄金期の主砲で奥さんが美人

フィリーズ黄金期の主砲として活躍したライアン・ハワード

その一方でキャリアの半分は大型契約が不良債権化し、印象の悪いものになってしまいました。
結果的にフィリーズの再建が遅れた原因になってしまいましたね。

このバットを立てる仕草といい、全盛期は凄い威圧感があったんですけどね。
粗い打撃や対左腕などボロボロの印象となってしまいました。

こちらは見事なダイビングストップ。
しかし、見た目の印象通り守備の評価は低いハワードです。


06年には日米野球で来日していますね。
圧倒的な威圧感だったのをよく覚えています。

ライアン・ハワードの打撃

04年にフィリーズでデビューしたハワード。

MLB初ヒットはアンドリュー・ジョーンズの好送球で打点はつかず。

MLB初ホームラン。

特大ホームラン。

08年のワールドシリーズ第3戦でチェイス・アトリーと2者連続ホームラン。

第4戦でも2本のホームランを打っています。



8回2アウトからお釣りなしの逆転グランドスラム。

サヨナラスリーラン。

12年の通算300号ホームラン。

ファールボールが当たるハプニングです。

こちらは見事なスライディングです。
まあ、ハワードだからメッツ側も油断していたでしょうね。

契約最終年の最終戦。
打席ではスタンディングオベーションで迎えられています。


ライアン・ハワードの06年

ハワードと言えば、フルシーズン1年目の06年の活躍です。
打率.313 58本塁打 149打点で2冠王。

こちらは49号。
球団最大のスターであるマイク・シュミットの48本塁打を抜く球団記録となっています。

その後、50、51、52号を1試合3本塁打で打っています。

55、56号。

そして58号。
このときのハワードはバリー・ボンズと比較すらされるほどの強打者でした。
翌年以降も47、48、45本塁打を打つも、打撃は粗くなっていきましたね。



そしてフィリーズが地区5連覇を達成した11年です。

ハワードは球団記録となる6年連続100打点を記録。
なんだかんだで33本塁打を打つなど、主砲として働いていましたが・・・。

DS敗退が決まった試合では最後の打者に。
しかも打った瞬間に倒れこみアキレス腱断裂の大怪我を負ってしまいました。
これがフィリーズ黄金期終焉の象徴的なシーンとなってしまいましたね。



しかも、間の悪いことに12年からは5年の大型契約がスタート・・・。
ハワードもとても高年俸に見合う活躍が出来ずに、晩年は印象の悪いキャリアになってしまいました。

ライアン・ハワードの奥さんが美人

ハワードはメジャーリーガーとしては珍しい、スター選手になってから結婚のケースです。

奥さんはNFLのフィラデルフィア・イーグルスでチアリーダーをやっていたようです。

12年に結婚ということで、ハワードの辛い時期となっていますね・・・。
メジャーリーガーの奥さんは球場で観戦するのが一般的で、スタンドに姿を見せることもあります。

だから活躍しないとファンの不満が直接聞こえてくるし、中には奥さんに文句を言うマナーの悪いファンもいるようで。
特にフィリーズファンは最悪のマナーで知られていますからね。

こちらは契約最終年の最終戦。
途中交代させて試合を止め、歓声を送る空間を作るのがMLB流。
日本だと逆に、最後は試合に出させるんですけどね。

奥さんも映っていますが、これだけの大声援を送られると嬉しいでしょうね。
まあ、旦那の苦労も見てきたでしょうから、終わりの安堵感もあったかもしれません。

あと、チャリティイベントで夫のグッズ販売をしたりすることもあるのですが。
あれも夫が不人気だと寂しい思いをするようです。笑
まあ、ハワードはその点では問題ないでしょうけど。
メジャーリーガーの奥さんはファンからも注目される存在だし、それ相応の苦労もあるわけですね。

18年シーズン中に引退を表明したハワードです。
16年にフィリーズ退団後、17年はブレーブスやロッキーズのマイナーでプレー。
18年はどこにも所属していませんでした。
尻すぼみのキャリアになってしまったのは残念ですが、印象的な強打者でしたね。

波田純: