通算310セーブの殿堂入りクローザーであるリッチ・ゴセージ。
現役時代からヒゲが印象的な投手です。
現役晩年の90年にはホークスでもプレー。
史上2人目となる日本球界でプレーした殿堂入り選手になっています。(1人目はラリー・ドビー)
リッチ・ゴセージのハイライト
70年代中盤から80年代まで活躍したクローザーです。
ヤンキースなどでプレーしていますね。
78年にはワールドシリーズを制覇。
同年はレッドソックスとのワンゲームプレーオフに勝利しています。
84年にはパドレスの球団史上初のリーグ優勝にも貢献しています。
85年はオールスターで締めくくっていますね!
キャリアを通じて9度オールスターに選ばれています。
88年カブス時代に通算300セーブを達成。
実働22年で1002試合に登板しています。
長く活躍したリリーフ投手ってことですね!
ちなみに殿堂入り選手のクレイグ・ビジオは、初ホームランをゴセージから打っているようですね。
リッチ・ゴセージとジョージ・ブレット
ちなみにゴセージはパインタール事件のとき、ジョージ・ブレットからホームランを打たれた投手として知られています。
これはブレットが逆転ホームランを打った際にヤンキースが、パインタール(松脂)がバットに付きすぎだと抗議。
実際にルールで定められている基準よりも松脂がついていたので、ホームランが取り消しになったという出来事です。
結局、この試合はヤンキースが勝利したのですが、ロイヤルズの抗議が実りリーグ会長の裁定で後日4アウトだけの試合が再開。
その結果、ロイヤルズが勝利しました。
まあ、松脂が多くついたところで打てるようになるわけでもないですしねー。
ちなみにブレットは3年前のチャンピオンシップシリーズでもゴセージからホームランを打っていたようです。
ブレットはロイヤルズの球団史上最大のスター選手ですが、パインタール事件は彼を代表するハイライトになっていますね。
08年に9度目の投票で殿堂入りを果たしたゴセージです。
310セーブでシーズン最多も33ではありますが、現在のクローザーとは違い複数イニングを投げることも多かった投手です。
有力なライバルがいないことも得票数獲得に働きましたね!