パナマ出身の通算3053安打を打った巧打者ロッド・カルー。
心臓の移植手術を受けるなど、現在はかなり弱っている様子ですね。
通算安打数はイチロー選手が抜くまでアメリカ以外の出身選手としては最多安打だったことで知られます。
記録を抜いた際にはイチロー選手もカルーへの敬意を表して話題になりましたね。
ロッド・カルーのハイライト
67年にツインズでデビューしたカルー。
1年目からオールスター出場、新人王を受賞という活躍です。
78年のオールスターではMLB記録となる三塁打2本を記録しています。
85年に通算3000本安打を達成。
同年がラストシーズンとなっていますが、それでも打率.280 出塁率は.371、三振47に対して四球は64とハイレベルな成績を残しています。
ちなみにポジションは主にセカンドとファーストを守っていますね。
キャリアの前半はセカンドでプレーし、キャリアの中盤からファーストへコンバートされています。
当時ツインズの有望株だったランディ・バースはカルーのファーストコンバートによってポジションがなくなっています。
順調にバースが出場機会を得ていたら、日本球界の歴史も変わっていたかもしれません。
Best wishes to HOF Rod Carew for a healthy and speedy recovery following successful heart and kidney transplant surgery.@MLB @Angels pic.twitter.com/MLi6DPd5a9
— Vladimir Guerrero (@VladGuerrero27) 2016年12月17日
エンジェルスでも球団初の地区優勝に貢献した打者ということもあり、大きな敬意を受けている選手です。
ツインズ時代には首位打者7度、77年には打率.388と四割近く打ったシーズンもありますね。
70年代最高の安打製造機と言われる名選手です。