史上最高のセカンドとも言われるスーパースターのロベルト・アロマー。
99年には打率.323 24本塁打 120打点とMVP級のシーズンを送っています。
父サンディ・アロマー・シニア、兄のジュニアも元メジャーリーガーの捕手ですね。
ノーラン・ライアンの7度目のノーヒッターで最後の打者となっているアロマーですが。
父とバッテリーを組んでいたこともあるようなので、ライアンは感慨深いものがあったでしょうね。
ロベルト・アロマーの打撃
88年にパドレスでデビューしたアロマー。
MLB初ヒット。
MLB初ホームラン。
当時20歳にして新人王投票5位の活躍を見せています。
その後、90年オフにブルージェイズへトレードされスーパースターの仲間入りを果たします。
世界一を決めたサヨナラホームランでお馴染みのジョー・カーターも一緒に移籍しており、球団の歴史を変えたトレードになっています。
そのときの交換相手の1人が後に西武でもプレーしたトニー・フェルナンデスです。
92年CSでのホームラン。
92、93年と2年連続の世界一に貢献していますね。
オリオールズ時代96年のDSでホームラン。
97年CSでのホームラン。
98年のオールスターではホームランを含む3安打でMVPになっています。
04年ホワイトソックスでのMLBラストホームラン。
通算210本塁打を打っています。
MLBラストヒットとなる通算2724安打。
02年メッツ移籍後に急に低迷してしまいましたね。
ロベルト・アロマーの守備
ゴールドグラブ賞10度の名手であるアロマー。
特にインディアンス時代のオマー・ビスケルとの二遊間コンビは史上最強クラスと言われます。
こちらは試合を締めくくるビッグプレー!
3点差なのでセカンド走者は無理に走らなかっただろうけど、それでも日本なら止めただけで好プレーと言われる場面ですね。
これでアウトを狙うってのが本当に凄いし、日米の野球観の違いも現れていますね。
93年ワールドシリーズでの好プレー!
なんか思いの外、好プレーの動画がなかったな・・・。
ロベルト・アロマーの家族
こちらがアロマーの奥さんと娘さんですね。
お父さんによく似ています。
ちなみにこちらのマッチョな女性が前妻のようですね。
プエルトリコ出身のモデルさんです。
アロマーと言えば、審判に唾を吐きかけたことが大きな汚点として有名です。
さらに前妻にもDVで(?)訴訟を起こされるなど、引退後も問題点があったようですね。
スーパースターにしては珍しい移籍を繰り返した選手ですが、どこか性格に難があったのかもしれません。
そういうこともあり初年度での殿堂入りを逃しながらも、2年目は得票率90%を得て殿堂入りを果たしています。
1年目に殿堂入りを逃したことで散々過去の問題点が報道され、禊を済ませたってことかな。笑
ブルージェイズ時代の背番号12は永久欠番にもなっています。
通算打率.300、出塁率は.371、全盛期は三振よりも多い四球を選んでいた選手です。
58試合に出場しているポストシーズンでも打率3割超えを果たしていますね。
セカンドにしては珍しい華のあるスーパースターです。