03年からヤンキースでプレーした日本のスーパースター松井秀喜。
MLBを代表するクラッチヒッターとして印象的な活躍も多いですね。
MLB史上有数の名シリーズとなった04年のCS初戦で5打点。
第3戦でも5打点。
3戦の5安打5得点はCS1試合最多タイ記録。
通算14安打、6二塁打、9長打、28塁打もシリーズ記録ですからね。
チームが奇跡的な逆転負けをしなかったらMVPだったかもしれません。
松井秀喜のハイライト
MLB初ヒットは開幕戦で大投手のロイ・ハラデイから。
松井さんのハイライトとして必ず語られるのが本拠地デビュー戦でのグランドスラムです。
バーニー・ウィリアムスが敬遠され満塁になった直後の逆転弾ですね。
これがMLB初ホームランでもあります。
ヤンキースの選手がホーム初戦でグランドスラムを打ったのは史上初だったようですね。
1年目のサヨナラホームラン。
オールスターに出場してヒットを打っています。
同年はイチロー選手、長谷川さんと日本人選手史上最多の3人出場しています。
1年目はワールドシリーズでもホームランを打っていますね。
04年は日本で行われた開幕戦でホームラン。
04年には野茂英雄投手からホームラン。
同年MLBでのキャリアハイの31本塁打を打っています。
殿堂入りクローザーのトレバー・ホフマンからホームラン。
04年のDS第2戦でサヨナラ犠牲フライ。
09年のサヨナラホームラン。
そして09年のワールドシリーズです。
第2戦でペドロ・マルティネスからホームラン。
第3戦でも代打ホーンラン。
第6戦でペドロ・マルティネスから先制のツーラン。
世界一を決める駄目押しのタイムリーヒットも打っています。
13打数8安打3本塁打8打点の大活躍でワールドシリーズMVPに。
1度も守備に就いていないDHの選手がシリーズMVPを受賞した初の例になっています。
ニューヨークではいまでも英雄視されている松井さんです。
ワールドシリーズ制覇というのは、NPBの日本一とはまったく感覚が違うでしょうから、英雄視される感覚が日本人にはわかりにくいですけどね。
バースが神様扱いされるようなもの言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当にそんな感覚でしょう。
松井秀喜のヤンキース移籍以降
ワールドシリーズMVPを置き土産にヤンキースを去った松井さん。
10年エンジェルスでのサヨナラ打。
11年アスレチックス時代のサヨナラホームラン。
凱旋試合で5安打。
日米通算500本塁打もアスレチックス時代ですね。
12年レイズ時代に打ったMLBラストヒット。
MLB通算1253安打で175本塁打を打っています。
いまではMLB通算出塁率.360はイチロー選手の.355を上回っていますね。
松井秀喜の連続試合出場記録ストップ
松井さんの有名なハイライトに06年の守備中の怪我があります。
これで日本時代から続いていた連続試合出場記録が1768試合でストップ。
怪我での離脱で謝罪したことも称賛され話題になりました。
こちらはアウトカウントを間違える珍プレー。
犠牲フライは仕方ないですし、セカンドランナーをアウトに出来たので結果オーライでしたね。
日本ではゴールデングラブ賞も受賞していますが、MLBでは平均以下の評価。
キャリアの中盤からは故障もあり守備に就くこともなくなりましたね。
MLB時代のホームランを捨てたチームプレーに徹した打撃は、日本のファンには物足りない面もあった松井さんです。
その一方で二塁打と四球が多く、実はヤンキースの球団史でも有数の強打者とも言われています。
日本よりもアメリカでの評価が高いという珍しい日本人選手の1人でしょうね。