巨人の澤村拓一投手がトレード要員の可能性という面白い記事がありました。
まあ、そんなにおかしなことが書かれているわけではないんですけどね。笑
日本球界だとこれがとんでも記事になっちゃうんですよね。
澤村投手といえば先発やクローザーとして活躍。
17年は故障で一軍登板なしに終わるも、18年もリリーフで49試合に登板しています。
19年はリリーフとして調整も、開幕直前になって先発再転向が決定。
まだまだ調整段階だと思うけど、一軍でも登板し結果は残すことはできませんでした。
澤村拓一の戦力的な立場
現在の澤村投手は決して計算できる投手ではありませんが・・・。
一軍の戦力になってもらいたい存在ですし、戦力になってもらわないと困るときは来るかもしれません。
その一方でもし計算できるリリーフ投手が獲得できるのであれば、放出もありかなと思える立場だと思います。
戦力的な立場で言えばアンタッチャブルではないですし、それなりのトレードバリューがある投手ですからね。
これがゲームの話であれば「澤村トレード」というのも現実的な選択肢だと思います。
ちなみに記事に「一軍で投げたのは他球団へのデモンストレーション」みたいなくだりがありますが。
実際にMLBだとこういうこともあるみたいですね。
良い打順で使って期待値の高さをアピールしてみたり、盗塁を増やしたり、クローザーで使ってみたり。
もっとも現代ではそのような表面的なところで選手の評価をしないでしょうから、そういうケースもなくなってきているかもしれませんけどね。
澤村拓一のトレードは現実的になし?
実際に澤村投手のトレードの可能性があるのかと言えば、もちろんゼロではないにしても。
限りなく低い可能性であるとは言えるでしょう。
まだまだトレードには左遷的なイメージもありますし、出しやすい選手が出されるというような印象も受けます。
澤村投手はドラフト1位で、それも巨人と縁の深いと言われる中央大学出身です。
トレードや戦力外などの編成は、そのような派閥的なことも関係してきますからねー。
さらに澤村投手と言えば17年の一軍登板なしは、針治療の不手際もあったとされています。
そのようなこともあったので、余計にトレードに出しにくいところはあるでしょうからね。
まあ、要するに世間体ですか・・・。
まあ、澤村投手も精神的なこともパフォーマンスに影響しているなら、環境を変えるのもありだとは思いますけどねー。
それとトレード相手にもよりますよね。
例えば澤村投手と阪神の藤浪晋太郎投手のトレードだったら面白いじゃないですか。
ここまでくると「平成最後の大トレード」として良くも悪くも話題になるでしょうし。
たぶん戦力面以外のリスクも両球団で同じぐらいだろうし。(しいて言えば年齢差か)
でも、そのような良くも悪くも話題になるようなトレードって、そうはないですからね。
どしても出しやすい選手同士のトレードが多いですから。
巨人で実績のある投手のトレードで言えば、まだ田口麗斗投手の方が可能性はあるかなと。
NPBでも大きなトレードがどんどんあると面白いんですけどね。
大物選手になると学校の派閥とかもあるでしょうから難しいんでしょうねー。
感情論とかも無視して考えたら、澤村投手のトレードというのもリスクを取るだけの価値のあるものだと思えちゃいますけど。
まあ、やっぱり可能性はとしてはほとんどゼロに近いでしょうね。