主にブルワーズで活躍したガラスのエースであるベン・シーツ。
MLB最強クラスのカーブの使い手で、ブレイクを果たした04年は264奪三振を記録。
しかし翌年以降は怪我に悩まされて本領発揮することができませんでしたね。
ドラフト全体10位指名ですが、高校時代はパッとしなかったようで。
大学時代に急成長した投手のようですね。
ちなみに広島や阪神で活躍したアンディ・シーツは従兄弟にあたるようです。
ベン・シーツのハイライト
01年にブルワーズでデビューしたシーツ。
1年目から5年連続で二ケタ勝利も、弱小チームということもあり3年連続負け越しも記録しています。
04年にはブルワーズの球団記録となる1試合18奪三振も記録しています。
1ヶ月後には1イニングを3者連続3球三振も記録しています!
しかしまあ、こうして見るとはやり故障しやすそうな投球フォームですね・・・。
投球イニングが多かったのも故障を招いた原因かもしれませんけど。
当時はプレーオフを争うような球団ではなかったので、もっと大切に起用していればまた違ったのかもしれません。
いざプレーオフを争う時期になったなら、怪我で離脱してしまいましたからねー。
10年にはアスレチックスで2年ぶりにMLB復帰。
1年契約とはいえ1000万ドルの高年俸で期待の高さもうかがわせましたが・・・。
アスレチックスでも結果を残せず11年は全休。
12年がブレーブスで引退シーズンとなりました。
6回無失点で2年ぶりの勝利。
こちらはドジャースに3者連続ホームランを打たれるシーツ。
3人目はロッテや巨人でもプレーしたルイス・クルーズです。
ベン・シーツがシドニーで金メダルに貢献
シーツのハイライトと言えば、マイナー時代のシドニーオリンピックかもしれません。
金メダルに貢献したオリンピックヒーローになっています。
日本戦にも登板して松坂大輔投手と投げ合い7回無失点。
勝ちはつきませんでしたがチームの勝利に貢献しています。
そして決勝では当時最強だったキューバを相手に3安打完封勝利です!
MLBは全盛期を弱い球団で過ごし、怪我も多いという不遇のキャリアでしたけど。
それでもオリンピック金メダリストとして歴史に名を残しています。
しかも決勝でキューバ相手に完封勝利ですからね!
故障がなければと思わされる投手の1人です。