強打、堅守のMLBを代表するショートの1人だったJ.J.ハーディ。
オリオールズはハーディがいたので、マニー・マチャドをサードへコンバートしています。
奥さんは元ソフトボールの選手だそうです。
テレビでプレーする彼女を見て一目惚れしたそうですね。
JJ Hardy’s fiancée Adrienne Acton helps out at a clinic with girls from Baltimore Area Travel Softball. pic.twitter.com/elSYhnVT
— Baltimore Orioles (@Orioles) 2012年6月23日
ハーディは父がプロテニス選手、母がプロゴルファーというサラブレッドですね。
ショートにしては足が遅いのですが、ポジショニングと強肩で広い守備範囲を誇った選手です。
J.J.ハーディの打撃
05年にブルワーズでデビューしたハーディ。
07年に26本塁打を打つなど強打のショートとしてブレイクしました。
オリオールズに移籍した11年にはキャリアハイの30本塁打を打っていますね。
グランドスラム。
サヨナラ打。
14年のDSでホームラン。
これがポストシーズン唯一のホームランです。
こちらはペスキー・ポールホームラン。
このペスキー・ポールと呼ばれるポール付近に飛び込む一発が、MLBでは最短距離でのホームランになります。
ハーディの一発は約95M弾で同年の最短ホームランとなっています。
J.J.ハーディの守備
ゴールドグラブ賞は3度受賞している名手のハーディ。
派手さはありませんが堅実な守備を誇った選手です。
ダイビングストップから膝をついたままロングスロー。
ダイビングキャッチ。
グラブフリップでリカバリー。
リレーで見事にアウト。
こちらはマチャドが弾いた打球を抜群の反射神経でキャッチするハーディ。
フライを追ってマチャドと交錯するハーディです。
J.J.ハーディがホームランキャッチの餌食に
ハーディと言えば、マイク・トラウトのホームランキャッチの餌食になったことでも知られます。
12年のベストプレーとも言われるキャッチですね。
同年のトラウトは衝撃的なルーキーイヤーですし、最も有名なトラウトの好プレーかもしれませんね。
さらに翌13年は同じくエンジェルスのピーター・ボージャスにもホームランキャッチの餌食に。
トラウトと比較された好プレーですが、打者が同じハーディということもあってのことでしょうね。
ハーディとしても面白い出来事ではないでしょう・・・。
近年は守備はともかく、打撃のパワー低下が顕著で18年は実質引退状態となっています。
ブルワーズ、ツインズ、オリオールズと注目度の低い球団でプレーしたので目立った存在ではありませんが、好ショートの1人でしたね。