マイナー時代はMLB最高級の有望株と言われたデルモン・ヤング。
03年のドラフト全体1位でデビルレイズに入団しています。
その一方で問題児としても知られた選手で、結果的に大成することはありませんでしたね。
兄ドミトリー・ヤングも元ドラフト全体4位指名の有望株。
弟は兄以上に期待を裏切った形になりました。
デルモン・ヤングの打撃
06年にデビルレイズでデビューしたヤング。
新人王資格を残して挑んだ07年には162試合にフル出場して新人王投票2位の活躍でした。
07年のサヨナラホームラン。
オフにツインズへ即トレードし、マット・ガーザ、ジェイソン・バートレットを獲得したことはレイズのリーグ優勝へ大きな転機となったポイントとされます。
09年のタイムリー。
11年途中タイガース移籍初打席でホームラン。
13年に通算1000安打。
14年のDS第2戦で走者一掃の逆転タイムリー二塁打。
CSでの代打タイムリー。
デルモン・ヤングの守備
外野の守備は主にレフトを守ったヤング。
ホームラン性の打球をキャッチ。
フェンス手前でナイスキャッチ。
スライディングキャッチ。
強肩で知られた選手ですが、守備でもその高い能力を発揮させることはできませんでしたね。
Delmon Young lives for big moments in the #postseason. http://t.co/JF8D7Q2yaF pic.twitter.com/S6zE3CzLxZ
— MLB (@MLB) 2014年10月3日
通算打率.283に対して出塁率は.316と極端に四球が少ないことも評価を下げました。
性格に難があると言われながらも高い期待をかけられたことから、その才能がいかに素晴らしいものかがうかがえますけどね。
問題児タイプが大成するケースというのは、やはり数少なくなってしまいますね。
ヤングは20歳の早期デビューなので、早期デビューは大成しないジンクスにも当てはまってしまいました。