ロッキーズのノーラン・アレナドが大乱闘を巻き起こしてしまいました。
彼はロッキーズの中心選手で、WBCではアメリカ代表の主力打者でもあったスーパースターです。
男前で日本でも人気のある選手ですが、なぜ乱闘を起こしてしまったのでしょうか?
アレナドは報復死球に怒った
日本でも乱闘といえば、外国人選手が死球に怒って起こすというイメージかと思います。
ですが、彼らだって故意死球でもない限りは怒ったりしません。
(まあ、死球が続けば脅しの意味も込めて怒ったフリをすることはあるらしいけど)
こちらが今回の乱闘騒ぎ。
アレナドが怒ったのも、当然パドレス側が故意に危険球を投げてきたからです。
なぜかといえば事前の試合でパドレスのマニュエル・マーゴットが肋骨に死球をくらい故障者リスト入りしてしまったからです・・・。
その死球の報復というわけですね。
肋骨の死球は恐ろしいですね・・・。
ちなみにパドレスの監督は日ハムでプレーしたアンディ・グリーンです。
パドレスは弱いのでどうしても結果はついてこないのですが、グリーンの評判は良いみたいですね。
ルイス・ペルドモの報復
パドレスの投手はルイス・ペルドモ。
改めて報復ボールを見ると、マーゴットがくらった場所に当てようとしている意志も感じますね・・・。
突進してきたアレナドに対して、グラブを投げつけるなど喧嘩腰なことから故意であることははっきりとしています。
まあ、そもそも故意死球というのは打者もわかるものだと言いますからね。
投手が投げる際に、捕手ではなく自分の方を見てくるから気が付くそうです。
ちなみにこちらのアレナドを落ち着かせようとしているのが日本でもお馴染みマーク・マグワイアです。
マグワイアはパドレスのベンチコーチ。(日本で言うヘッドコーチ)
さらにパドレスの打撃コーチは中日でもプレーしたマット・ステアーズが務めています。
しかしマグワイアを右腕に従えているのですから、グリーン監督も凄いですね。笑
自身も男前ですが、かわいい娘さんもいるグリーンです。
今後も騒動が続く可能性も
パドレスとロッキーズは同地区に所属していることもあり、今後も報復騒動が続く可能性もゼロではありません。
といっても、ロッキーズから見たらポストシーズンを争うようなライバル関係というわけではないですからね。
パドレスを相手に報復をして出場停止選手が出る方を嫌うと思われますが、こればかりはわからないですね・・・。
Benches clear, punches thrown in Padres-Rockies game with Nolan Arenado and Luis Perdomo in the center of it. pic.twitter.com/6cItcDc8Td
— MLB (@MLB) 2018年4月11日
乱闘というのも、それはそれで盛り上がるし面白いと思いますけど。
怪我人が出るような激しい乱闘はないに越したことはないですね。
同日ヤンキース対レッドソックス戦でも乱闘騒ぎがあったようなので、また紹介したいと思います!