未完の大器と言われながら晩年は安定した先発投手になったA.J.バーネット。

引退を公表してプレーした15年にキャリア初のオールスター出場。
防御率も自己ベストの3.18を記録しています。

バーネットと言えば、ヒーローにパイ投げをする姿もお馴染みの光景でした。
ちなみにこのパイはシェービングクリームで作られたものも多いのですが、球団によっては禁止しているところもありますな。
まあ、目に入ったりしたら危ないですし、子供への悪影響もありますからね。

A.J.バーネットのハイライト

95年のドラフトではメッツに入団。
マイナー時代にアル・ライターとのトレードでマーリンズに移籍しています。
その後99年にマーリンズでデビューしているバーネットです。

子供の頃からノーコンだったようですが、12歳で140キロ後半の速球を投げて高校生を相手にしても抑えていたようですね。
そのとき高校生を見に来ていたメッツスカウトがバーネットに目をつけ、ドラフト指名に繋がったと言われています。

01年には9四球を出しながらノーヒッターを達成という快挙を成し遂げています！

02年に1イニング4奪三振。

ヤンキース時代の11年にも1イニング4奪三振を記録しています。

さらに09年に1イニング3者連続3球三振も記録しています！

08年のブルージェイズ時代にキャリアハイの18勝。

13年に通算2000奪三振を達成。

同年は5年ぶりのシーズン200奪三振も記録しています。

A.J.バーネットの打撃

キャリアの前半と終盤をナ・リーグで過ごしたバーネット。
7年ぶりにナ・リーグに復帰した際には投手としても平均以下の打力になっていましたね。

こちらはヒットに驚くバーネット。

引退シーズンには10年ぶりのホームランを打っています！
通算では4本のホームランを打っているようですね。

隠し玉でアウトになりかけるバーネット。
メジャーリーガーは野手でも意味もなくベースから離れる選手も多いですね。

A.J.バーネットのロージンが破れる

バーネットで印象的なハイライトが、ロージンバックが破れるハプニングがあります。

指を2本立てて怒っていますが、実はこれがシーズン2度目の出来事。
相手も同じカブス戦です。

ただ球場は違うんですよね。
なんとも珍しいことがあったものですな。

A.J.バーネットが車の窓ガラスを破壊

もう1つ個人的に好きなハプニングが車の窓ガラスを破壊するバーネットです！
投球練習中に大暴投して車の窓ガラスを割りました。

これはとんでもないハプニングですね。笑
投球モーションに入った後にボールが飛んできたこともあり、集中力が乱れてバランスも崩れたのでしょう。
ノーコンで速球派の荒れた投手だったバーネットを象徴する出来事でした！

A.J.バーネットのインスタ画像まとめ

それではバーネットのインスタ投稿をピックアップ。

こちらは奥さん。

息子さんが2人いるバーネットです。

レッドソックスのブロック・ホルト。
ホルトは元パイレーツの選手なのでチームメイトの時期があるわけですね。

前列左がゲリット・コール夫妻で、右がアンドリュー・マッカチェン夫妻。

タトゥーが凄いバーネットですが。
乳首にリングを付けていることでも知られます・・・。

キャリアの前半は故障の多いノーコンで未完の大器。
最も注目されたヤンキース時代は故障知らずも、不安定な投球でイメージは悪かったですが・・・。

ヤンキース退団後、晩年のパイレーツとフィリーズでは安定して結果を残しました。
最後が良かったので悪いイメージも薄れましたね。
潜在能力は発揮しきれなかったのでしょうけど、9年連続2ケタ勝利を記録するなど良いキャリアを送っています。