ジェイソン・グリーリの投球。36歳でオールスター投手になった遅咲き選手

パイレーツなどで活躍したリリーフ投手のジェイソン・グリーリ

97年のドラフト全体4位指名の有望株です。
それが怪我もあり結果を残せずリリーフ転向後の06年にMLB定着。
13年にオールスター初選抜された遅咲きの投手です。

ちなみにお父さんも元メジャーリーガーの投手だったようですね。
2年連続30試合に登板していますが、マイナー暮らしが長く通算70試合の登板となっています。

こちらは息子さんの始球式。

ジェイソン・グリーリの投球

00年にマーリンズでデビューしたグリーリ。
本格ブレイクは11年のパイレーツ移籍後。

3者三振。

13年にはワイルドカードゲームで抑えてDS進出に貢献。
20年連続負け越しという大記録ストップに大きく貢献しています。

ブルージェイズ時代にもポストシーズンで投げています。

感情を爆発させるグリーリ。
あんまりやりすぎるのも相手が不快な思いをするわけですが、そこらへんは大ベテランの特権みたいなところもありますね。
それに相手に向かって爆発させることはありませんし、そこらへんは最低限のマナーです。

捕手のラッセル・マーティンとはパイレーツ時代のチームメイトでもありますね。

こちらはアキレスけん断裂の大怪我。

ブレイク前には満足に歩けなくなるかもしれないと診断された膝の怪我も。
この15年の怪我も克服して、翌年には67試合に登板しています。

ピッチャー返しの打球をナイスキャッチ。

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イタリア系の選手でWBCにも3度イタリア代表に選ばれています。
一方でプロ入りの前のアトランタ五輪にもイタリア代表として出場予定も、チームメイトに拒否された辛い過去もあるようですね。

苦労人のイメージがありますが、元々はエリート投手。
595試合に登板して79セーブというのも、当初の期待からしたら物足りないものかもしれませんが。
多くの怪我を乗り越えてオールスター投手になった名投手ですね。

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