ヤンキースの黄金期を支えた外野手のバーニー・ウィリアムス。
イチロー選手がバーニーへの敬意からヤンキースの背番号51を付けることを拒んだことでも知られます。
(ちなみにマリナーズの前51はランディ・ジョンソン)
現在ではバーニーの背番号51はヤンキースの永久欠番になっています。
デビュー当時は後にロッテでプレーするメル・ホールにいじめられていたというバーニーです。
ホールはロッテでもチームメイトとの関係が悪かったようですが、よくそんな選手を獲得したな・・・。
バーニーを助けたのはドン・マッティングリーだそうです。
バーニー・ウィリアムスの打撃
元々は野球よりも陸上選手として活躍していたバーニーです。
ヤンキース入団後に野球に専念すると91年にMLBデビューを果たしています。
MLB初ヒット。
チャック・フィンリーからMLB初ホームラン。
96年のチャンピオンシップシリーズ第1戦でサヨナラホームラン。
シリーズMVPに輝くなどリーグ優勝に貢献しています。
ワールドシリーズでもホームラン。
ヤンキースの18年ぶりの世界一に貢献していますね!
98年のワールドシリーズでのホームラン。
00年までの3連覇にも主砲として大きく貢献しています。
全盛期ペドロ・マルティネスからホームラン。
8回に同点グランドスラム。
98年のサヨナラホームラン。
現役晩年05年のサヨナラホームラン。
こちらが現役ラストホームラン。
通算287本塁打を打っています。
04年の通算2000本安打。
最終的に2336安打を打っています。
バーニー・ウィリアムスの守備
ゴールドグラブ賞は4度の名手であるバーニーです。
こちらは素晴らしいダイビングキャッチです!
こちらもフェンス手前で素晴らしいキャッチ。
投手のデビッド・コーンは故障明けながら、このプレーで7回無安打に抑えました。
同年のディビジョンシリーズでもホームラン性の打球をナイスキャッチ。
ダイビングキャッチ。
こちらは素晴らしい送球でランナーをアウトにしています!
バーニー・ウィリアムスはミュージシャン
バーニーと言えば、プロミュージシャンの顔もある男です。
彼のジャズCDは、なんでもあのポール・マッカートニーが絶賛したのだとか。
日本でもかつてはCD(レコードかな?)デビューしたプロ野球選手はたくさんいるわけですけど。
まあ、彼らは色物企画なので本人も恥ずかしい思い出なのかもしれません。笑
ですがバーニーは本当に実力が評価されているみたいですからね。
こちらはジーターのラストゲームで「Take Me Out to the Ballgame」のギター演奏です。
日本の選手だと野球一筋という感じで、他の業界でもプロ並みの活躍をしているケースって本当に例が少ないでしょうからねー。
MLBだとアメフトをはじめとしたスポーツでトップレベルだったという話はよく聞きますが。
他にも医者や弁護士資格を取得したり、文武両道で活躍している選手もいますからね。
まあ、日本だと何か1つのことを極めるのが美徳みたいな価値観もありますからね。
どちらが良い悪いではなく国民性の違いですな。
通算打率.297、出塁率は.381と良い数字が残っているバーニーです。
アスリートタイプにありがちですが、晩年は打撃も守備も衰えて処遇に困った面もあったと思いますけど・・・。
それでも最後までレギュラー格としてプレーした球団史に残る選手です。