フェルナンド・バレンズエラのハイライト。メキシコの英雄である左腕

史上初の新人王とサイ・ヤング賞のW受賞をしたフェルナンド・バレンズエラ

上の方を見上げる独特な投球フォームでもお馴染みですね。


こちらは孫娘の始球式。

さすがメジャーリーガーの血を引いているだけはありますな。

フェルナンド・バレンズエラのハイライト

80年にドジャースでデビューしたバレンズエラ。
81年の新人王ですが、80年も17.2イニングを投げて無失点と翌年の快投の下地は出来ていますね。
顔や体型もベテラン選手みたいだし。笑



91年はジェリー・ロイスの故障により、急遽開幕投手に指名。
いきなり完封勝利をあげるなど、5戦4完封というとんでもないスタートです。
開幕から8連勝を記録しています。

DSでも完投勝利。

ワールドシリーズでも完投勝利をあげています。
シーズン成績は13勝7敗で防御率2.48。
開幕当初の勢いがなくなったこと、ストライキでシーズン短縮されたことで目立ったものではありませんが。
それでもオールスター先発の快挙、イニング数、奪三振数もリーグトップの活躍です。
史上初の新人王とサイ・ヤング賞の受賞でお馴染みですね。



80年代を代表する左腕ですが90年代になるとキャリアは低迷。

90年にはノーヒッターを達成するなど13勝をあげていますが、ドジャースは再契約せず。
バレンズエラも翌年以降は故障がちになっていますね。

96年には母国メキシコで開催された試合で勝利投手に。
6年ぶりの2ケタ勝利も記録しています。
一時はメキシカンリーグでも投げていたようですが、見事な復活劇ですね!



MLBでは97年まで投げて通算173勝。
07、08年はウィンターリーグで投げていますね。



フェルナンド・マニアとの言葉が生まれたブームを巻き起こした男です。

ロベルト・クレメンテをはじめ過去にもヒスパニック系のスター選手はいるわけですが、まだまだ偏見があるので国民的な人気はなかったようですね。
バレンズエラがヒスパニック系初のヒーローとも言われています。
いまでもメキシコの英雄として大きな人気を誇っている投手です。

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