ブランドン・インジの守備や打撃。試合中に脱臼を自力で治すガッツ!

09年のオールスター選手であるブランドン・インジ
主にサードを守っていますが、ユーティリティープレーヤーとしてもプレーしています。

身長は180センチとメジャーリーガーとしては小柄な選手ですね。
ガッツあふれるプレーで人気があった選手です。
まあ、彼がMLB定着した頃のタイガースは弱かったので、余計に彼のプレースタイルが受けたのかもしれません。

ブランドン・インジの打撃

01年にタイガースでデビューしたインジ。
アマチュア時代はショートと投手をやっていたようですが、プロ入り後に捕手へコンバート。
MLBでも376試合で捕手として出場しています。


09年のサヨナラホームラン。
同年は27本塁打を打つ活躍で、オールスターにも出場しています。

11年のサヨナラホームラン。

12年にはアスレチックスでサヨナラグランドスラムを打っています。

8回2アウトからノーヒッターを破るヒット。

ブランドン・インジの守備

捕手としてMLBデビューしていますが、イバン・ロドリゲスの加入もあってサードへコンバートしています。
投手を除く全ポジションでの出場経験がありますが、高い身体能力を誇りどのポジションも適応していたようですね。

ダイビングストップ。

ベアハンドプレー。

青木選手をアウトに。

セカンドでのダイビングストップ。



また、インジで印象的なプレーと言えば、何といってもこれです。

なんとダイビングしたときに肩を脱臼・・・。
自力で治すとそのまま試合に出場し、決勝タイムリーを打っています!

MLBには「ウォーリー・ピップの悲劇」という言葉があり、少々の痛みは態度に出さず試合も休まないという教訓があります。
だから死球でもなるべく痛がらないし、頭部死球でもそのまま試合に出続けることは珍しくありません。



まあ、痛みを表に出さないというのは国民性の違いもあるんでしょうけど。
日本ではすぐにトレーナーが飛んできますが、外国人選手は子供扱いされているようで恥ずかしいみたいですね。
実際にインジの脱臼だって、監督やトレーナーはのんびりしてやってきています。

ちなみにウォーリー・ピップというのはヤンキースの主力打者。
しかし死球で大事をとって休むと、そこからルー・ゲーリッグがレギュラーに定着し2130試合連続出場という大記録を作ったというエピソードです。



それこそインジのような選手は、変わりはいくらでもいるような立場だったわけですからね。
それくらい多くの選手がいて競争が激しいから、MLBでは最高のプレーをファンに見せることができるわけです。
そんな中でインジは実働13年通算1166安打と、成功のキャリアを送っていますね!

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