全盛期はMLB屈指の攻撃型ショートとして活躍したミゲル・テハダ。
1152試合に連続出場するなど、カル・リプケンとの比較すらあった選手です。
晩年は年齢詐称や薬物違反など印象も悪くなってしまいましたが・・・。
ドミニカの闇も感じさせた選手ですね。
第3回のWBCではドミニカの優勝メンバーになっています。
ミゲル・テハダのハイライト
97年にアスレチックスでデビューしたテハダ。
98年からレギュラー格となり、00年に30本100打点を記録するなどブレイク。
マネー・ボールでは「ミスターなんでも振ります」とビリー・ビーンGMに呆れられる描写がありますが。笑
ショートで毎年30本100打点を記録しているので、そう不満はなかったでしょうね。
ショートとしては歴代屈指の打力ですが、シルバースラッガー賞はA・ロッドのサードコンバート後の2度しか受賞していません。
01年にはグランドスラムでサイクルヒットを達成しています!
02年には18連勝を決めるサヨナラホームランを打っています!
さらに19連勝を決めるサヨナラ打も打っているようですね。
同年はア・リーグのMVPも受賞しています。
04年にFAでオリオールズに移籍。
04年はホームランダービーで優勝、シーズンも150打点の大活躍を見せています!
05年のオールスターでジョン・スモルツからホームランを打っています。
07年オフに5対1のトレードでアストロズに移籍。
その時の交換相手の1人がデニス・サファテです。
アストロズ時代のサヨナラホームラン。
09年には通算2000本安打を達成。
通算で2407安打を打っています。
10年にパドレスで通算300号ホームラン。
通算307本塁打を打っています。
現役晩年11年のサヨナラ打。
難しい打球だけど連係ミスっぽいですな。
ミゲル・テハダの守備
身体能力が高く、全盛期は守備の評価も悪くなかったテハダです。
晩年はセカンドやサードも守りましたね。
こちらはダイビングストップから見事な送球でアウトを奪っています!
セカンドでダイビングストップ。
ダブルプレーの起点に。
こちらも難しい打球をよく捕りました。
ミゲル・テハダがホームランを台無しに
テハダのハイライトにオリオールズ時代のハプニングがあります。
ハビー・ロペスがホームランを打ったのですが、走者のテハダがアウトと勘違い。
ロペスを抜くかっこうとなってしまいました!
これによりロペスはシングルヒットということになってしまいました・・・。
なんとも気の毒ですし、テハダも大先輩のホームランを台無しにしてしまい居心地が悪いでしょうね。笑
衰えなどもありキャリアの半分は印象が良くないテハダです。
それでも全盛期はMLB最強クラスのショートとして活躍しましたからね。
年齢詐称や薬物違反がなければ印象もずいぶんと違っていたでしょうけど・・・。
全盛期は殿堂入りも期待させた好選手でした。