ラファエル・パルメイロのハイライト。ステロイド違反を犯した大打者

史上4人目の通算3000本安打500本塁打を記録したラファエル・パルメイロ
3000本安打達成直後に薬物違反での出場停止処分があり、評価が急落してしまいましたが・・・。

大物選手としては初の薬物違反ということも話題になりました。
大物選手でも隠ぺいされずに処分を受けることがわかったという意味も大きかった出来事ですね。

まあ、いまでこそ誰が出場停止処分を受けようが驚きはしませんが、当時はインパクトある出来事でした。
もっとも、すでにホセ・カンセコが実名で告発していたので意外性はなかったですけどね。



ちなみにファーストとして97~99年に、3年連続ゴールドグラブ賞を受賞。
しかし99年はほとんどDHでの出場で、28試合しか守備に就いていないのに受賞して話題になっています。
いかに印象度で投票されていたかということですね・・・。

ラファエル・パルメイロのハイライト

86年にカブスでデビューしたパルメイロ。
若手の頃は好打者タイプだったようですね。


93年に37本塁打を打つなど、強打者としてブレイクしています。

サヨナラホームラン。

94年のオリオールズ移籍後初打席でのホームラン。

ユートゥ・ストリートに飛び込む特大のホームラン。



03年に通算500本塁打。

04年に通算550号。

そして通算3000歩安打。
最終的に3020安打を打っています。

こちらが現役最後の569本塁打。
この直後に薬物違反での出場停止です・・・。



まあ、当時は薬物違反に対する認識も甘かった面もあるのかもしれませんね。
多くの選手が当たり前のように使っていたんでしょうから。
ステロイドはともかく、興奮剤なんて本当に蔓延していたと言われていますからねー。

パルメイロはあまり派手なタイプではありませんが、成績を見れば球史に残る大打者ですからね。
残念な最後にはなってしまいました・・・。

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