16年のサイ・ヤング賞投手であるリック・ポーセロ。
長身で肩幅もガッチリしている投手体型ですね。
高校生投手としてはジョシュ・ベケット以来の大器と言われ、ドラフト全体27位指名でタイガースに入団。
当時の代理人スコット・ボラスが高額契約を要求することが予想されたため、27位まで落ちたわけですが・・・。
MLB実働10年で二ケタ勝利9回、残り1年も9勝をあげるなど大きな故障なくローテを守っています。
Great break!! Time to get after it in the second half pic.twitter.com/FL59YziLlX
— Rick Porcello (@RickPorcello) 2014年7月18日
ポーセロは釣りが趣味らしい。
リック・ポーセロの投球
09年にタイガースでデビューしたポーセロ。
AA、AAAを経由しない飛び級の昇格で、当時20歳の若さです。
8回無失点11奪三振。
14年にキャリア初の完封勝利。
2戦連続の完封勝利。
オフにヨエニス・セスペデスらとのトレードでレッドソックスに移籍しています。
キャリアハイの13奪三振。
16年に22勝をあげ最多勝とサイ・ヤング賞に。
17年に古巣相手に通算1000奪三振。
18年はヤンキース相手にワンヒッター。
DSでもヤンキース打線を封じてシリーズ突破に貢献しています。
リック・ポーセロの乱闘劇
ポーセロのハイライトはタイガース時代の09年。
ケビン・ユーキリスとの乱闘があります。
もちろん、ユーキリスがこれだけ怒っているんだから故意死球です。
動画にも報復合戦の様子が紹介されていますね。
あまり好戦的な様子は見せなかったポーセロですが、ユーキリスに掴まれたので投げ飛ばしています。
まあ、自分の身を守るためにも仕方なしですな。
一方でこちらはチェイス・ヘッドリーと揉めるポーセロ。
どうやらこれはサインを盗むなというようなことで怒っているみたいですね。
最近のMLBはサイン盗みで揉めることも多くなっていますが・・・。
もちろんサイン盗みはMLBでもNPBでもあるわけですが、最近は外部からの連携でのサイン盗みが問題になっています。
まあ、それこそ日本の野球界がやっていそうなイメージもありますけどね。笑
ちなみにグラウンド上で選手が盗む分には黙認状態です。
問題なのはスタンドなどからスタッフと連携して伝達することですね。
こちらはマニー・マチャドにぶつけてピリピリムードに。
これは故意ではないんでしょうけど、危ない球ですからね。
マチャドはいろいろと問題を起こしている選手でもありますし・・・。
大エースタイプではないポーセロですが、ローテの2、3番手として計算できる優秀な投手ですね。
15年のレッドソックス移籍後は隔年投手で、18年は17勝をあげるなど世界一に貢献しています。
19年オフにFAとなるので、2年続けての好成績を期待したいですね!