高校野球の入場行進の由来は軍隊にあり?野球は教育という方針

甲子園の春の選抜大会では毎年入場行進曲というのが話題になります。
18年は「今ありて」という曲が入場行進曲になっていたようです。

甲子園に限った話ではなく、野球の大会に入場行進は付き物です。
野球部であれば行進の練習をしたことがあるかと思います。

まあ、僕は気も楽だしそんなに嫌な思いはしていなかった記憶がありますが。
なんでこんなことをしなければいけないんだという思いだった人も多いかもしれませんね。

野球で入場行進が行われるようになった由来

入場行進の練習はともかく、本番は誰でも苦痛なものです。
参加校が多ければそれだけ時間も長くなりますからねー。
さらにクソ熱い中、お偉いさんの話も長いですからね。笑
貧血や熱中症で倒れる生徒が出るのも無理はありません・・・。

入場行進というのは、その見た目からイメージできますが軍隊が作ったものです。
入場行進曲もかつては軍歌が使われていたようですね。
これは夏の甲子園の主催者でもある、朝日新聞社が「野球は教育的」というイメージを付けるために行ったとされているようです。

それと、これは意外な気もしますが、試合前と試合後に整列して挨拶をするのも同じ理由で作られたもののようです。



そういう理由なら、いまとなっては入場行進なんて暑い中にやらなくていいのにという気にもなりますけどね。
日本は1度決まったことを変えていくことが難しい国だからなー。
入場行進というのも一大イベントになっているので無くすというのは難しいにしても、もう少し体調に気を使った形になればいいのにと思わされますね。

甲子園大会が人気の理由

僕は高校野球にさほど興味はないのですが、それでも甲子園は日本で最大のスポーツイベントだと思っています。
甲子園を超える注目度なんて、それこそオリンピックとかサッカーのワールドカップぐらいのものでしょう。



なんで高校野球の注目度が高いのかと言えば、マスコミが人気をあおってくれるからですけど。笑
まあ、それを言えば身も蓋もないですからね・・・。

それは置いておいて、地域性というのが重要なポイントだと思います。
野球に興味のないお姉さんだって、地元でどこの高校が強いのかぐらいは知っています。

都道府県を代表する選手が集まるスポーツの大会で注目されるものって意外なほどないですからね。

それこそ高校野球に近いところでインターハイや国体。
あとは都道府県対抗駅伝とか。
テレビで全国放送される大会はあっても、注目度では甲子園にずっと及びません。

まあ、甲子園は甲子園で球児の健康面をはじめとして問題点もあるんですけどね。
それにしたって注目度が高いからこそでしょうし。
正直、ルールを変えるのは現実的ではない気がするので、それ以外のところでケアできるようになればいいのですが・・・。

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