アルキメデス・カミネロ(巨人)のMLB時代。頭部死球を与える気性の荒い性格?

17年に来日して巨人のクローザーを務めているアルキメデス・カミネロ

こちらは101マイル(約162.5キロ)を連発するカミネロです。
MLBでは実働4年で通算149試合に登板しています。

アルキメデス・カミネロのハイライト

13年にマーリンズでデビューしているカミネロ。

初奪三振はリーグを代表するショートのブランドン・クロフォードから。


15年にパイレーツへ移籍すると、73試合に登板するなど良いシーズンを送っています。
パイレーツは投手の再生が上手なことで知られる球団ですが、カミネロも目を付けられる部分があったということですね。

2回1/3を投げるロングリリーフ。

髭を生やしていた時期もあるカミネロです。

最強選手マイク・トラウトから100マイルの速球で三振!

同じ試合でもう1つトラウトから三振。

こちらはボークを取られてしまうカミネロ。
MLB時代は精神的に未成熟な面も見られたこともありますね。


アルキメデス・カミネロが1試合2つの頭部死球

カミネロのMLB時代のハイライトといえば、1試合2つの頭部死球です。
来日前年の16年の出来事ですね。

まずはジーン・セグラに。
日本では頭部死球は一発退場ですが、MLBでは故意でなければ退場にはなりません。
この死球も故意ではなかったのかもしれませんが、打たれてイライラした面はあったんでしょうね。

その後ニック・アーメドに2度目の頭部死球で、次は故意だと判断され退場に。
前のイニングでDバックスがパイレーツの打者に報復死球を与えたんですよね。
カミネロはその仕返しの意味も込めたわけですが・・・。
しかし、わざと頭に投げるとは恐ろしいですね。



セグラは退場していますが、アーメドは出場を続けています。
近年はヘルメットの性能があがっているので、頭部死球でも負傷交代するケースの方が少ないのかもしれません。
まあ、それにしても頭部死球は恐ろしい出来事に変わりないですけどね。

アルキメデス・カミネロの故意死球

そしてもう1つ、16年マリナーズ移籍後にもやらかしています。

エルビス・アンドラスの胸にぶつけて退場に。
審判が即退場をコールしていることからわかるように、これは故意死球です。
この試合でカミネロはアンドラスからホームランを打たれているんですよね。



来日後は問題児っぷりを見せていないカミネロです。
日本人は黒人差別をしないので、日本人相手には性格的に丸くなる黒人選手もいるようです。
最も嫌われている選手と言われたバリー・ボンズも、日本人には優しかったと言われています。
まあ、カミネロがそうした理由で問題を起こしていないのかはかわからないですけどね。

なんか、顔つきもMLB時代の方が怖く見えますからね。
性格的に丸くなった面はあるのかもしれませんが・・・。

来日後もピッチングは不安定な印象もありますが、クローザーとして結果を残しているカミネロです。
18年はNPB2年目のシーズンになるわけですが、引き続き活躍を期待したいところですね!

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