アルフォンソ・ソリアーノの守備や打撃。名球会入り資格もカープとは喧嘩別れ?

カープアカデミー出身ということで日本でも馴染みのあるアルフォンソ・ソリアーノ

こちらは01年のチャンピオンシップシリーズで佐々木主浩投手からサヨナラホームランです!
同シリーズではMVP級の活躍でワールドシリーズ進出に貢献しています。

ちなみにソリアーノは2歳ほど年齢詐称をしていました。
広島時代のプロフィールが間違いで、ヤンキース移籍後もそのままの表記だったようです。
レンジャーズ移籍後に正しい年齢が表記されるようになったようですね。

アルフォンソ・ソリアーノの打撃

カープでは97年に9試合ほど出場しただけのソリアーノ。
97年オフにゴタゴタがありながらもヤンキースへ移籍。
代理人の団野村氏とカープとの間には、カープアカデミーの違法性(?)を暴れるなど因縁もありましたからね。

カープ側からソリアーノに圧力をかけるなど、いろいろ残念なこともあったようです。
代理人や本人だけでなく、ソリアーノは家族にまで脅しをかけられたというのだからやりすぎですね。



99年にヤンキースでデビューしたソリアーノ。

MLB初ヒットとなるホームランを打っています!

01年のワールドシリーズ第7戦でカート・シリングからホームラン。

第5戦ではサヨナラヒットを打つなど素晴らしい活躍ですが、チームはシリーズ敗退です。

03年にはMLB記録を更新するシーズン13本の先頭打者ホームランです!
年間38本塁打を打っていますね。

04年にはアレックス・ロドリゲスとのトレードでレンジャーズに移籍。
球団記録となる1試合6安打を記録しています。

延長18回のサヨナラホームラン!



07年にFAでカブスに移籍。
衰えもあり不良債権のイメージが強かったですね。

サヨナラグランドスラム!

雷が響いた直後にホームラン!

13年シーズン途中にヤンキースへ復帰すると、復帰早々にサヨナラ打です。

さらにホームランで通算2000本安打を達成。
日米通算2000本安打も記録していますが、名球会には入っていませんね。
まあ、誘われても入りたいと思わないでしょうしね。笑

引退前年には4試合で18打点というMLB記録を作っています。

引退シーズンには両リーグで1000安打という史上7人目の記録を作りました!


アルフォンソ・ソリアーノが40-40を達成する

キャリア通算4度の30-30を達成しているソリアーノ。
(ちなみにセカンドの選手が達成したのはソリアーノが初)
そのうち02年の1度は打率も3割を超えているので、日本で言うトリプルスリーです。

翌03年も30-30を達成。
そしてナショナルズ時代の06年には史上4人目の40-40を達成しています!

8月19日に40号。(最終的に46本塁打)

約1ヶ月後の9月16日に40盗塁を達成しました!(同41盗塁)
02年には39本塁打、41盗塁と惜しいところまでいっていたソリアーノ。
40本塁打40盗塁に加え40二塁打というのは史上初の達成の快挙でした!



通算300号はカブス時代の10年に。

400号は13年にヤンキースで記録しています!


アルフォンソ・ソリアーノの守備

元々はショートですが、ヤンキースにはジーターがいるのでセカンドへコンバート。

ワールドシリーズの大舞台でダイビングキャッチ!



06年のナショナルズ移籍を機に、外野へコンバートされています。

見事なホームランキャッチです!

ファールフライをナイスキャッチ。

ダイビングキャッチ。

こちらも素晴らしいキャッチです!

こちらは素晴らしい送球でした!

こちらは打者の主張通りセーフなのですが・・・。
無理をする場面でもなかったですね。
ソリアーノは内外野ともに守備の評価が良い選手ではありません。

アルフォンソ・ソリアーノのオールスター

ソリアーノのハイライトと言えば、40-40の達成が印象的です。
そして7度出場しているオールスターでもMVPの受賞経験があるなど、印象的な活躍を見せています。

99年にはオールスター・フューチャーズゲームでMVPを受賞。

02年には当時の最強クローザー、エリック・ガニエからホームラン!

04年にはロジャー・クレメンスからホームランを打ち、MVPにも輝いています。

07年のオールスターでもホームランを打っていますね!
MLBのオールスターは真剣勝負とは言わなくとも、日本のように選手の遊び場というわけではありません。

年に1試合最高の選手が集まり、試合前のセレモニーも地元の大物OBが登場するなど毎年注目される、まさにお祭りです。
日本だとお祭りとは言うものの、選手がお祭り気分でプレーする場になってしまいますからね。
最高のプレーを見られるファンにとってのお祭りであってほしいのですが、NPBオールスターはちょっと違うんですよね・・・。



カブス時代は不良債権のイメージが強く、キャリアの半分は印象がよくなかったソリアーノです。
それでも体格の割にパワーがあり通算412本塁打のスーパースターです。
日本に馴染みがある選手とはいえ、カープから後味の悪い去り方をしてしまったのも残念ですね・・・。

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