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デレク・リーのMLBでのハイライト。リー兄弟の遺伝子を受け継いだ強打者

父がレオン・リー、叔父がレロン・リーで日本でも馴染みのあるデレク・リー
最強兄弟の遺伝子を受け継ぎMLBでもトップクラスの有望株として期待された選手です。

フルシーズン1年目の22歳から引退の35歳までレギュラー選手としてプレー。
その一方で必ずしも才能を開花したかと言えば、微妙なキャリアにもなっています。

デレク・リーのハイライト

97年にパドレスでデビューしたリー・
98年にケビン・ブラウンとのトレードでマーリンズに移籍し、レギュラーを獲得しています。

03年のチャンピオンシップシリーズ第7戦での決勝タイムリー。

ワールドシリーズでも試合を締めくくる好プレーを見せています。
ゴールドグラブ賞も3度受賞するなど守備にも定評があったリーです。



04年にトレードでカブスに移籍。
ちなみに交換相手のチェ・ヒソプはアジアの大砲と言われた有望株で、父レオンがカブスのスカウト時代に発見した選手です。

本拠地初ホームランはグランドスラム。

10年に通算300号ホームラン。
通算では331本塁打を打っています。



10年途中にブレーブスへ移籍。

グランドスラム。

MLBラストシーズンの11年オリオールズでサヨナラホームラン。

パイレーツに移籍後、古巣カブス相手に9回逆転グランドスラム!

デレク・リーのベストシーズン

リーのキャリアベストのシーズンは05年です。
三冠王の可能性も示唆された活躍で最終的には打率.335 46本塁打 107打点。
首位打者に加えて199安打、50二塁打もリーグトップとMVP級の活躍です。

こちらは同年ホームランを含む5安打の試合。
その後は09年に3割30本100打点を記録するも、スーパースターにはなりきれませんでした。
通算1959安打で2000本安打達成間近で引退しています。



子供の頃には日本にも住んでいたリーです。
日本のプロ野球選手に遊んでもらっていたこともあるようですね。
そのリーがメジャーリーガーになって活躍したんだから驚いたことでしょう。
ただ素晴らしい選手ではあるものの、ブレイクしきれない感もぬぐえないキャリアでしたね。

波田純: