04年のドラフトで全体3位の高指名でメッツに入団したフィリップ・ハンバー。
その後、最強左腕ヨハン・サンタナとのトレードでツインズに移籍。
11年にホワイトソックスで9勝をあげると、翌年は完全試合を達成して話題になりました。
最後はフルカウントから大きく外れたボール球でしたがスイングの判定。
ボールはこぼれるも、ブレンダン・ライアンが怒って走り出さなかったので一塁もアウトになりました。
メディアもこういうおめでたい場面では審判の判定にいちいちケチをつけない風潮もあるようですね。
ハンバーは通算16勝で、完投勝利もこの完全試合によるものだけです。
地味過ぎて逆に有名な完全試合達成者ですね。
MLBでは13年のアストロズが最後のプレー。
15年に韓国でプレーした後に現役を引退しています。
ドラフト全体3位ということを考えると物足りないかもしれませんが、歴史に名を残した投手です。