ザ・ビーストの愛称で知られる巨漢選手のマイケル・モース。
元マリナーズの選手で、イチロー選手と親交が深いことで知られます。
バットケースをプレゼントしてもらい、それをずっと使っていたようですね。
遅咲きの選手で日本でもプレーも考えたようですが、後の活躍を思えば日本に来なくて良かったかもしれませんね。
マイケル・モースの打撃
05年にマリナーズでデビューしたモース。
10年ナショナルズ時代にMLB定着を果たしています。
サヨナラホームラン。
グランドスラム。
特大ホームラン。
14年CS第5戦でのホームラン。
ワールドシリーズ第7戦で先制の犠牲フライ。
世界一メンバーですね。
翌年の凱旋試合でも暖かい声援を受けています。
マイケル・モースの守備
この巨漢で元々はショートだった選手ですが、MLBでは外野を多く守っていますね。
フェンス手前でナイスキャッチ。
ランニングキャッチ。
ダイビングストップ。
ファールフライをナイスキャッチ。
マイケル・モースが乱闘で脳震盪
モースと言えばMLBラストシーズンに、とても残念なアクシデントがあったことで知られます。
事の発端はハンター・ストリックランドが3年前の恨みからブライス・ハーパーに報復死球を与えた有名な乱闘です。
(当時のモースはジャイアンツの選手でストリックランド側)
このときハーパーを止めようと割って入ったモースはチームメイトと衝突。
倒れたモースは脳震盪の症状に苦しむことになりました。
巨漢のモースにそこまでダメージを与えたのは同じく巨漢のジェフ・サマージャ。
サマージャはアマチュア時代にアメフトのスター選手で、NFLとの二刀流挑戦の可能性もあったスーパーアスリートです。
たぶんサマージャはハーパーを押し倒そうとしたんでしょうけど、モースが割って入ったのでモースが思いっきりダメージをくらってしまったわけですね・・・。
これはなんとも不運な出来事ですが。
この乱闘はハーパーを止めずに突っ立っていた捕手のポージーも一部では批判されていましたが。
確かに不自然な光景なのですが、ポージーもストリックランドが何を思って全力でぶつけたのかわからなかったでしょうしね。
チームメイトのためとはいえ、訳のわからない乱闘には巻き込まれたくないでしょうし。
そんな中で進んで止めに入った2人が事故ですから、なんともね・・・。
この乱闘で一躍有名になったストリックランドですが、チームメイトがこんなことになりどんな気持ちだったのかな?
ナショナルズで3年間活躍して、13年マリナーズの復帰時は低迷したモースです。
14年は持ち直してジャイアンツで世界一に貢献。
最後は残念でしたが、実働13年で世界一にもなったんだから成功のキャリアですね!