阪神タイガースの福留孝介選手が横浜ベイスターズの井納翔一投手にキレた様子が話題になっているようです。
YOUTUBEに動画があったので見てみると・・・。
まあ、何かあったんだろうということはわかりますが、それが何かはわかんないですね。笑
井納翔一のマナー違反?
まずベイスターズバッテリーですけど、福留選手に対して良い感情を持ってなさそうですね。
過去に何かあったのかもしれません。
福留選手が打席をならしながら嶺井博希捕手の方を見ています。
さすがに大先輩に向かって「早くしろ」的なことを言ってはいないでしょうけど。
そういう態度は見せたのかもしれませんね。
タイムの後もなかなかサインを出さずに焦らしています。
その後もテンポを速めたり、わざと首を振ったり(たぶん)して間合いを変えています。
もちろん、そういう作戦もあるわけですけど、これはバッテリーがイライラしているように見えてしまいますな。
で、極めつきが三振を奪った後に井納投手が吠えていると思いますが、福留選手はその態度に対して怒っているわけですね。
ピンチの場面ならともかく、あの場面で吠えるということは何か挑発的な意図を感じるのが普通です。
少なくとも単に三振を奪ったこと以上の感情はあるから吠えるわけですからね。
福留選手からしても「何か文句あるのか」とイラつくのも無理はないと思います。
もちろん、バッテリーは福留選手に対して不満があったというわけではないかもしれません。
阪神ベンチやスタンドからヤジがあってそれにイラついている可能性だってあるし。
過去やこの試合で、何かしら問題になる出来事があったのかもしれないし。
何があったのかはわからないけど、この打席だけ見るとバッテリーのマナー違反と言われても仕方がないように見えてしまいますな。
なぜ野球はマナーに厳しいのか?
MLBでよく暗黙のルールが話題になるように、野球はマナーに厳しいことで知られます。
これは野球というのは試合数が多く、同じ相手と何度も対戦するというのが大きな理由の1つになっています。
例えば部活レベルだって地元の学校と何度も練習試合をして、顔馴染みの関係になるし仲間意識みたいなものも芽生えます。
となると相手とは揉めたくないし、チームメイトが相手に生意気に思われる行動したら「余計なことするなボケ」と思ってしまいます。
審判に対しても同じですね。
プロの世界なら、尚更そのような意識が強くなります。
各球団に友人関係を築いている相手だってたくさんいるだろうし、先輩後輩のしがらみもあります。
例えばベイスターズに福留選手のアマチュア時代の後輩がいるか知らないけど、大和選手なんかは元チームメイトで後輩になります。
となると、揉めたら謝罪をしたりしないといけないかもしれないし面倒くさいじゃないですか。
そういう面倒くさいことを極力排除して、お互い野球に集中するためにマナーがあるわけですね。
揉め事が起きてしまうと、どちらが良い悪いにしてもお互い面倒くさいし嫌な気持ちになるのです。
だからお互いにイラつくようなことはマナーで禁止されているわけですね。
まあ、相手に敬意を払うのは野球に限らずスポーツの基本ですからね。
今回の福留選手だって傍から見たら老害みたいに見えるかもしれませんが。
それでも、態度の是非はともかく怒る気持ちは理解できるんじゃないかな?
スポーツをやっていれば事の大小はあれ、同じような経験はあるでしょうし。
いずれにしてもこの動画だけでは裏に何があったのかはわかりませんが・・・。
少なくとも打席の動画だけ見れば、僕は怒る気持ちはわかりますけどね。