独立リーグも経験している苦労人のデビッド・ペラルタ。
トップクラスの外野手ですが、チームメイトのA.J.ポロックと被る印象もある地味な選手ですね。
デビッド・ペラルタの打撃
アマチュアからカージナルスと契約したペラルタ。
投手としての契約ですが故障もあり芽が出ないまま解雇。
独立リーグ時代に野手に転向したのがブレイクのきっかけです。
14年にDバックスでMLBデビュー。
26歳という比較的遅いデビューになっています。
MLB初ヒット。
こちらがMLB初ホームラン。
グランドスラム。
こちらはランニングホームラン。
最後はかなり苦しかったらしく、倒れこむようにスライディングをしました。
こちらはホームスティールを決めるペラルタ。
隙を付いた好走塁ですが、どうしても必要な場面ではありませんでしたね。
やっぱりホームスティールは競った場面でこそ価値が上がりますな。
こちらはファウルボールが顔に当たるアクシデントです。
デビッド・ペラルタにホームランアシスト
18年にはホームランをアシストしてもらう珍事が起きました。
レフトはパイレーツの有望株オースティン・メドウズ。
MLBではホームランキャッチができるように、どの球場もフェンスが低くなっている部分があるんですよね。
だからホームランアシストも年に1度あるかないかぐらいには出ますね。
とはいえホームランキャッチに失敗してフェンスに入ることはあっても、今回のように外野フライがホームランになることは珍しいですね。
まあ、フェンス際のプレーは危険性もあるので、技術的にどうするべきだったとかそういう問題でもないですからねー。
メドウズはデビュー早々にこんなミスをやらかして気の毒ですね・・・。
デビッド・ペラルタの守備
守備ではレフトやライトを守ることが多いペラルタ。
こちらはフェンス手前で素晴らしいキャッチです!
ホームラン性の打球をナイスキャッチ!
こちらもナイスキャッチ。
ダイビングキャッチ。
ランニングキャッチ。
元々投手ということもあり肩が強いペラルタです。
サードへ素晴らしい送球です。
デビッド・ペラルタが頭部死球
ペラルタのハイライトに15年ホセ・フェルナンデスからの頭部死球があります。
97マイル(約156キロ)の速球が直撃です!
現在はヘルメットの性能が上がっているので、頭部死球でも問題なくプレーするケースは少なくありません。
ペラルタもこの試合は退場したけど、特に問題もなく復帰していますね。
ちなみに日本だと頭部死球で退場ですが、MLBだと頭部でも故意でなければ退場にはなりません。
ペラルタの死球で警告試合になったわけですが、Dバックスがクリスチャン・イエリッチに報復死球。
これは一発退場です。
ちなみにイエリッチがターゲットになったのはポジションが同じなど、チームの立ち位置がペラルタと同格ぐらいだからです。
またペラルタは翌16年にもジャイアンツのジョシュ・オーシックから、顔近くの危ない死球をくらいました。
さらに翌日にも危ないボールを投げられ、あわや乱闘の騒ぎになりました。
わざとじゃないんでしょうけど2日続けて高めの死球ですから、そりゃあ怒るでしょうね・・・。
87年生まれの30歳ですが、比較的デビューが遅かったのでFAになるのは20年オフ。
調停権を得ているとはいえ年俸は格安のペラルタです。
普通に良い選手なのですが、お金という意味では不遇なキャリアを送る可能性もありますね・・・。
だからこそ怪我なく健康にキャリアを送って、良い契約をゲットしてほしいものですな。